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 人気コミックを映像化したラブコメディー『スキマスキ』で映画に初主演し、隙間好きの大学生・ヘイサクを演じた町田啓太

「僕の中にある幼稚っぽさや、中学生のころの自分を思い出しながら、バカでもリアル感のある、ハジケっぷりを出せたらと思って演じていました」

 役作りの金髪はあえてきれいに染めず、

「ヘイサクの雑さを出したかった」

 濡れ場にも挑戦したが、撮影当日に台本が変わり、体当たりで乗り切った。

「抵抗はなかったけど、緊張しました。最初はムードが盛り上がる内容でしたが、ヘイサクの童貞感を出すために早漏という設定になりました」

 昨年はNHKの連続テレビ小説『花子とアン』の出演や、初主演映画の撮影を経験し、転機になった1年だという。

「もっと頑張らないといけないと思ったし、貪欲になりました」

 今年は、連ドラ『流星ワゴン』(TBS系)に出演し、『劇団EXILE』加入から5年の節目を迎える。

「時間が過ぎる早さを実感していますが、これからも動き続けることを目標にやっていきたいです。何もしないよりは、失敗してもいいから何かをしたいと思う。いろんな作品を見たり、身体を鍛えたりすることもそのひとつです」

 何フェチですか?

「フェチというか、ハマっているのは、地方に行ったときに地酒を必ず買うことです。まだ47都道府県は行けてないけど、結構あります。水がきれいなところはお酒もおいしいと思います」