『北区サッカー協会』の関係者によると、逮捕後に柏原容疑者にかかわる被害・不審事案を調べたところ確認されなかったという。
カップ麺とご飯モノを合わせた《ダメ飯》
「理事をはじめ、運営に携わるスタッフはみな、区内のサッカーを盛り上げるため情熱を持って取り組んでいます。大人も子どもも高齢者もママさんにも、サッカーを楽しんでもらいたいという熱意が協会を動かしているんです。
柏原容疑者は信頼できる人物だと思っていました。それだけに協会内では“許せない”と厳しい意見が出ています」(同協会関係者)
本人が更新していたSNSのプロフィールによると、神奈川県川崎市の出身。
進学校の『桐蔭学園高校』でバレーボール部に所属していたといい、OBとして他の運動部の全国大会出場に駆けつけるなど愛校精神にあふれる。『成蹊大学』文学部を1986年に卒業し、教師になった。
人物像は食い道楽。SNSの投稿写真には食事メニューが目立ち、ラーメン、カレーライス、とんかつ、チキンカツ、エビフライなどがてんこ盛り。一緒に黒ウーロン茶を飲むのは罪悪感があるからか。
カップ麺とご飯モノの組み合わせを《ダメ飯》と自嘲して止めることはなく、揚げ物の弁当にサイドメニューで別の揚げ物をプラスする《揚げ物祭り》を好むなど、食欲に負けてしまう様子がみてとれる。
還暦をすぎた教師が何をやっているのか。
普段の様子をうかがうため自宅マンション宅のインターホンを押すと、女性の声で「はい」という返答があった。しかし、取材主旨を伝えてから「奥さまですか」と尋ねると、返答のないままインターホンは切れ、再度、鳴らしても応答はなかった。