若者から絶大な人気を誇る女性歌手がランキング入り
第4位は40票を獲得した宇多田ヒカル(42)。15歳で鮮烈デビューし、活動休止をはさみながらも、注目を集め続ける希代の歌姫。昭和世代には、“藤圭子の娘”の印象も強いだろう。
「美人だし表現力が高そう」(愛知県・44歳・女性)、「クールな演技が見られそう」(北海道・63歳・男性)、「CMでの演技が自然なので」(東京都・63歳・男性)と寄せられた声に、「すごく同感です」と山田さん。
「宇多田さんが街を歩く『綾鷹』のCMが印象深くて。彼女は街とのハマり具合がいいんですよね。スタジオより外ロケがお似合いになるイメージ。表現力についても、表情豊かだし、音楽番組などでの発言もセンスがある方。無駄な笑いがなくて、的確で面白いんです。そこが“クールな演技”という想像につながるのかな。物怖じしない方だと思うので、どんな現場でも輝ける気がします。彼女の軽やかさを引き出すような作品をすごく見てみたいですね」
続いて第3位は44票獲得で、あいみょん(30)。'16年にメジャーデビューし、数々のドラマや映画の主題歌を担当。'23年上半期の朝ドラ『らんまん』の主題歌『愛の花』で、お茶の間人気も決定的なものにした。
「いつも自然体な彼女がどう変わるか、興味がある」(大阪府・58歳・男性)、「時代に合う音楽を作るので、共感できる演技をしてくれそう」(長野県・32歳・男性)などの声が寄せられた。
「“自然体”や“等身大”という言葉がすごく合う方だと思います。『淡麗グリーンラベル』のCMでは、牧歌的な場所での姿がとてもお似合いだったので、自然豊かな場所が舞台のドラマも合いそう」
また、「女子の中の溶け込み感がすごい」と、鋭い観察眼を披露してくれた山田さん。
「4姉妹や女子大の設定など、シスターフッド系の物語にハマるんじゃないかと思います。また『どう変わるか、興味がある』という意見もありますが、私は今の雰囲気のままがいいなと思うんです。彼女に限らず、ミュージシャンの方が演じる際、あまりにかけ離れるとファンの方も気にしてしまいそうですし。それこそ、女性シンガー・ソングライターの役なども見てみたいですね」