7月30日、三代目 JSOUL BROTHERSの今市隆二が、タクシー運転手に暴行と脅迫を行った疑いで書類送検されたと明らかになり、翌31日、今市が所属する株式会社LDHはオフィシャルサイトに「三代目J SOUL BROTHERS 今市隆二に関するご報告」と題した文章をアップした。
「隠蔽をしたと言われても仕方ない」
そこには、「本年4月上旬、本人が酒に酔った状態でタクシーに乗車した際、同乗していた友人との間で口論となり、その結果、車内外において乱暴な言動をとるという、誠に不適切かつ社会的に看過できない行動があったことが判明いたしました」と経緯説明がなされている。
また、「4月中に本人よりタクシー会社様へ謝罪と示談の申し入れを行い、現在、当該会社様との間では既に示談が成立しております」と“解決済”の事案であると強調されたほか、今市には「報酬返上と自宅謹慎を含む厳正な処分」を下したと記されている。
だが、ネット上では4月に発生したトラブルの報告が7月の終わりに発表された点に疑問の声が相次いでいる。
《4月にやらかしたのにも関わらず特に発表や自粛もせず、事務所としては被害者の口封じと隠蔽対応に終始して、今市隆二本人はしれっと活動を継続させてたわけね》
《呆れますね。不祥事をバレるまで隠蔽。ファンにも世間にも不誠実》
こうした声が寄せられる理由をスポーツ紙記者が指摘する。
「複数の報道によれば今市さんのトラブルが起きたのは4月5日の午前5時ごろとされています。今市さんは酒に酔った状態で『殺すぞ』などと言いながら、タクシー車内のアクリル板を殴ったほか、運転手の腕を引っ張るなどの疑いがかけられています。運転手にけがはなかたっため、その場で現行犯逮捕となる案件にはならなかったのでしょうが、かなり心証が悪いものです。その分、表沙汰にすることを避けていたようにも見えます」
今回の件は今市の“酒癖の悪さ”ばかりでなく、株式会社LDH JAPANの体質も問われていると前出のスポーツ紙記者が続ける。
「少なくとも示談が成立した時点でLDHは事実を公表すべきでした。書類送検がされて初めて事実が明るみになるようでは、会社として隠蔽を行ったと言われても仕方ありません。また、今回ウェブにアップされた文章で、『友人との間で口論となり、その結果』、運転手に暴言や暴行を働いたと強調している点もSNS上では《運転手はただの巻き添えって言いたいみたい》といった指摘もあります」
今回の今市の書類送検は、単なる1グループの1メンバーだけの問題に留まらなさそうだ。
