田中圭との不倫疑惑が報じられた永野芽郁。5月8日発売の『週刊文春』で第2弾が報じられたことで同日、広告キャラクターを務める『JCBデビット』『サンスター オーラツー』の公式サイトでCM動画や肖像のバナーが非公開になった。
ほんわかドラマが配信でもヒット中
日刊スポーツの問い合わせに対しサンスター広報部は「さまざまな影響を総合的に判断し、検討を進めております」と回答。不倫報道の余波を受け、ドラマ業界である変化が起きているという。
「これまでは昼ドラのようなドロドロ系や不倫がテーマの作品が配信で好調でした。しかし今期はその真逆の“うぶキュン”や日常を描いたほんわか作品が、配信でもヒットを飛ばしているんです」(テレビ誌編集者)
メディアプラットフォーム『note』が発表した話題になった4月期ドラマのランキングによると、1位は多部未華子主演の『対岸の家事』(TBS系)。2位は桜井ユキ主演の『しあわせは食べて寝て待て』(NHK)、3位は今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』だった。
「『対岸の家事』第1話のTVer再生数は、TBS火曜ドラマの最高となる300万回再生を突破。『しあわせは食べて寝て待て』はNHKプラスで最多視聴数を記録しました」(同・テレビ誌編集者)
ほんわか作品ブームの追い風を受け、今期最大のダークホースとなっているのが芳根京子主演の『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)だという。
「芳根さん演じる主人公の夫で、海軍の江端瀧昌役を務める本田響矢さんは深夜帯の作品で主演を務めた経験はありますが、プライムタイムの連ドラは初レギュラー出演。一般的な知名度がなかったこともあり、放送前はほとんど話題になっていませんでした」(スポーツ紙記者)

同作は昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、ピュアすぎる新婚夫婦を描いた昭和新婚ラブコメディー。放送が始まると本田のフレッシュな演技も相まって、ハマる視聴者が増加中。SNS上でも、
《今期1番のドラマだと思う。世間は不倫だの二股だのと騒いでいるけど、このピュアさを見習え》
《不倫やら殺人やら事故やら嫌な情報があふれる中、このドラマでほっこりした温かい気持ちになった》
《ドロドロ不倫ドラマはもう飽きた。純粋なうぶきゅんを求めているよ》
と平和な世界観と『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のような“ムズキュン”“うぶキュン”にハマったという声が続出している。
「第2話放送後のTVerのお気に入り登録数は約50万人ほどだったのですが、第3話終了後には64.8万人と急増しています。回を追うごとに話題になっているので、最終回には“瀧昌さま”ロスが起こるのは間違いないでしょう」(前出・テレビ誌編集者)
不倫の話題は、リアルな世界でお腹いっぱい?