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ー 自宅が特定されるリスクを指摘する声も

 5月27日の午前、東京・江戸川区葛西の新築住宅の工事現場で爆発事故が発生。10人が軽いけがをしたほか、爆風によって周辺の40棟近い建物に被害が出た

自宅が特定されるリスクを指摘する声も

 被害が出た建物には、人気ユーチューバー・ヒカキンの知人の自宅も含まれていたという。

《葛西のガス爆発事故、知り合いの家直撃で掃除の手伝い来たら家中ブチ壊れてて絶望。ガラス全部割れて、家中のドア全て吹き飛んで外れて、エアコン吹き飛んで壊れて、壁は亀裂入ってました…被害に遭われた皆さまに一日も早く穏やかな日常が戻りますように。僕はこのあとガラスが手袋を突き破ってきて手を切りました。。。》

 ゴム手袋をしてガラスの破片を片付ける動画を添えて、投稿したヒカキン。5月28日の段階で1870万回表示を超える反響となっているが、多くは批判的な内容となっている。

批判が殺到しているヒカキンの投稿(本人のXより)
批判が殺到しているヒカキンの投稿(本人のXより)

《好感度気にして知り合い(の自宅)が特定されるリスクについては考えないヒカキン面白い》

《知り合いの家がこんな状況なのに動画撮っているんだから善意じゃなくて好感度目的だろ》

 友人の自宅が特定される危険性や好感度アップが目的では、といった声が散見された。また、

《割れたやつは素手はもちろんゴム手も使わない方が良いです。ちりとり買ってきてすくったほうがより安全》

 ゴム手袋で片付ける危険性を指摘する声も。批判的な意見は本人も目にしたようで、

《みんなアドバイスありがとう。俺も次のスケジュールがあり、家にあるものでしか掃除手伝えなくて。ただ、お陰様で頑張って最低限の現状復帰出来ました》

 とゴム手袋だった理由や、動画を公開した理由を簡潔に報告している。

逮捕されたり不祥事を起こすユーチューバーが増えている中、社会貢献を行い真摯な活動を行うヒカキンさんは、“最後の良心”と呼ばれるほど好感度が高い。しかし結婚をしたあたりから活動に変化が。妻が料理中に指を切ったという動画では、“妻の指がとれました”と釣りタイトルをつけて公開したことで批判が殺到しています」(ITライター)

 今年1月には、『M-1グランプリ』連覇を果たした令和ロマンに金箔の寿司と、令和ロマンが結成した年のロマネ・コンティ、ロレックス×2本という総額1500万円のプレゼント。それが「成金っぽい」とバッシングされる結果に。

「同時期に活動していたユーチューバーが失速する中、現在も数百万回再生されるヒカキンさんは別格な存在。しかし、YouTube黎明期から動画を公開しているだけにネタ切れ感は否めないし、結婚してお子さんが誕生したこともあり試行錯誤をしている感はありますね。そういった路線変更を受け入れられないファンが、アンチ化し始めていることも批判が起こりやすくなっている理由かもしれません」(前出・ITライター)

 賛否が起こりやすいのは、注目度が高いトップユーチューバーの宿命なのかも?