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ー 新みそきん再販にファン歓喜

 日本トップYouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)が26日、自身のXで『新みそきん』の再販決定を発表。即完売となった話題のカップラーメンが、6月28日(土)朝10時から全国のセブン-イレブンで順次発売される。しかし、ファンの歓喜の声とは裏腹に、SNSやネット上では商品の本質的価値を疑問視する冷静な意見も多数寄せられている─。

新みそきん再販にファン歓喜

 HIKAKINは「5月に新発売して即完売した #新みそきん 初の再販決定」とXで報告し、発売日時と販売店舗を詳細に案内した。この投稿に対し、熱狂的なファンからは《こんな早く再販してくれてありがとう》《今度こそ買う》といった興奮の声が相次いだ。

『みそきん』シリーズ(公式YouTubeチャンネルより)
『みそきん』シリーズ(公式YouTubeチャンネルより)

「みそきんは2023年5月に最初に発売され、再販を繰り返しているようですが転売もされるほどの人気商品です。現在でも、メルカリなどのフリマアプリでは1個300円ほどのものが1000円近くで販売されています。店舗によっては1人1個の制限を設けているそうですが、根本的な解決になっていないのが現状です」(メディア編集者・以下同)

 一方で再販の告知後、一部ユーザーからはこんな声も、

《確かに美味しかったけど、この値段でこの味?》
《値段考えたら他のカップ麺の方が断然安いし美味い》
《手に入らないから人気になってるだけでしょ》
 
 といった、正直な意見も散見された。

 以前HIKAKINは転売に関して、「『みそきん』の定価を超える値段設定での転売についての声も届いています」と話し、「再販分はできる限りの量を用意する」とコメントしていたが、実際は供給が追いつかないほどの人気ぶりでHIKAKINブランドは流石のもの。

「HIKAKINさんのような影響力を持つ方の商品は、転売の温床となりやすい構造があります。『みそきん』の場合、販売価格約300円に対して1000円〜5000円で売られているのは、食品としての価値を逸脱しているようにも思えます。そういった背景もあり、一般消費者からは本当に300円台のカップ麺として適正な品質なのかといった厳しい視線も注がれています」

 味のクオリティは置いておいて、再販が続いても一部の人の買い占めが無くならない限り転売は横行するだろう。

 再販される『新みそきん』こそは、ファン全員が味わうことができますように─。