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ー 武井壮「 いい牝馬を募集しております」

 

 7月10日の深夜、タレントの武井壮がレギュラーを務めるMBSラジオ『ゴチャ・まぜっ天国!』が放送。番組中に「子どもが欲しい」と願望を語る場面があったのだが、その表現を巡って批判が巻き起こっているのだ。

武井壮「 いい牝馬を募集しております」

 同番組には、オアシズの大久保佳代子と、櫻坂46の武元唯衣、お笑いトリオ・鬼ヶ島のおおかわら、モデルの小坂温子が出演。番組冒頭で、おおかわらの相方・野田勉に第1子が誕生したことを祝福し、子育てについてのエピソードが繰り広げられたのだが、問題となったのはそこからだった。

「武井さんは『子ども欲しい。本当にいま子ども欲しい』と子どもを望んでいることを告白。それに対して大久保さんは『絶対遺伝子残したほうがいいよ。こんな身体能力』と武井さんの運動神経などを絶賛して勧めました。さらに武元さんも『血統がね』『産駒』と競馬用語を使用。次いで武井さんも『厩舎行こうかな』『いい牝馬を募集しております』と馬の例えに続き、パートナーを募集中であることをアピールしていました」(芸能プロ関係者、以下同)

 その後も、52歳になった武井のパートナー募集に応援ムードが続き、盛り上がりを見せたのだが、女性を馬に例えた表現が批判の的に。ネットでは拒否感を抱く声が多数上がった。

《失礼極まりないね》
《いい牝馬って表現がマジきもい》
《こういう言い方が世間受けするって本気で思ってるのかな》

 また、武井だけではなく、会話の流れを作る“産駒”と発言した武元にも批判が向けられた。そんな状況を前出・芸能プロ関係者はこう指摘する。

「『産駒(さんく)』は子どもの馬を指す言い方で、『牝馬(ひんば)』はメス馬のことを指します。いずれも競馬用語。武元さんは、祖父が元JRA調教師で、幼少期から競馬に親しんできたため馴染みがあったのでしょう。武井さんも競馬好きですから、“うまく言った”ような雰囲気でスタジオは盛り上がってしまったんです」

 しかし、その盛り上がりがラジオを聴いている人には伝わらず、女性を動物に例えた表現に嫌悪感が集まったのだ。

「武井さんは2024年、自身のXで『なんか発言したら、別に悪意もないだろうとわかるものまで失礼だのなんだので炎上』と世間の過剰な反応について言及したことがあります。ある意味、今回も面白おかしく言っただけで、悪意はなかったのかもしれません。ただ世間の目が厳しくなってきている昨今、過度な表現は炎上の種になることを自覚すべきです」

 “うまいこと言いたい”、そんな思いが炎上を招くのかもしれない。