山東議員から何を学んだのか
また、今井議員といえば思い出されるのが“フランス研修”だ。2023年7月に今井議員を含む「自民党女性局」所属議員らがフランスへ3泊の研修へ出発したのだが……。
「研修メンバーがエッフェル塔の前でポーズを取ったり、グルメを堪能したりとまるで旅行を楽しんでいるような写真をSNSにアップし、大炎上しました。今井議員は研修の意義を説明し炎上に対して反論、《また追って活動報告します》と投稿したものの、いまだ報告書は公表されていません。国会議員として海外へ赴いたのですから旅行気分では困りますし、成果もきちんと報告するべきでしょう」(前出・政治ジャーナリスト)
今井議員は今回の投稿で、山東元議長に対して《その背中が、私の道しるべでした》《政治の景色が変わっても私の中の「原点」は変わりません》と、“政治家”としての自身の思いを綴っているが、
《一体山東さんから何を学んできたんだろう。フランスに行って報告書もままならないまま現在に至る。山東さんが政界の母というなら、今井さんに色々と指摘されていたのでは?》
《今井の後見人なら、パリ研修の報告書や不倫騒動などを咎めたりしなかったのかな》
《「背中が私の道しるべ」ねえ。不倫、税金で研修という名の旅行、資料を読むだけの学芸会のような答弁……あなたのような政治家が出来上がったのは、自民の大先輩をお手本にした結果なんだ》
と、今井議員の過去の炎上騒動を指摘する声が多数あがっている。
国民の民意が大きく反映されたと思われる今回の参院選。“自民党にとって厳しい結果”と今井本人も綴っているが、その意味をしっかりと噛み締めて、今後の国政を考えてもらいたい――。