ダンサー、歌手、俳優などで活躍する少年隊の“ニッキ”こと錦織一清が、8月5日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に出演し、その近影が話題になっている。
舞台の演出家としても活躍中の少年隊・錦織一清
錦織は2020年12月いっぱいで旧ジャニーズ事務所を退所したが、その後、公式ファンクラブやSNSを立ち上げ、現在も音楽活動を継続中だ。
番組では旧ジャニーズ事務所の後輩グループにあたるSMAPの話題も取り上げられた。司会の神田愛花アナウンサーからSMAPはどう見えていたか問われた錦織は「キックベースとかやってるんだ」と、『夢がMORIMORI』(同系)の人気企画の名前をあげた。錦織は「若いころトガってるときって実は路線が違うからやりたがらないじゃないですか。それをイヤな顔しないでやってたっていう。後輩見て教わった気がして」と、SMAPに学ぶところもあったと語った。

このほか錦織は、中山優馬とともに少年隊のデビュー曲『仮面舞踏会』の“生パフォーマンス”も披露。全盛期と変わらない“キレ”を見せるも、ネット上では錦織の姿にツッコミの声も聞かれる。
《あれ こっちのけんとが出てると思ったら少年隊の錦織一清だった》
《錦織さん、髪型に違和感あるんだけど》
《錦織一清、きみまろみたいな髪型してるな》
俳優の菅田将暉の実弟でミュージシャンのこっちのけんとや、漫談家の綾小路きみまろと重ねる声が並ぶ。こうした指摘が寄せられる理由を芸能プロ関係者が語る。
「少年隊といえば“ヒガシ”こと東山紀之さんのイメージが強いですが、錦織さんは同グループのリーダーでありまとめ役です。年齢も1965年生まれの60歳と、メンバー最年長。この日の錦織さんは白髪交じりのふっくらとした姿で、黄色いべっ甲メガネにスーツを合わせるスタイルでした。往年のアイドル時代からすればギャップを感じさせる姿のため、ツッコミが生じたのでしょう」
近年の錦織は2023年に高校の同級生でダンサーのパパイヤ鈴木とダンス・ボーカル・ユニット「Funky Diamond 18」をスタートさせるなど、精力的に活動している。その一方で“裏方”にも活動の幅を広げていると前出の芸能プロ関係者が続ける。
「錦織さんは、2019年に亡くなったジャニー喜多川さんはもちろん、2010年に亡くなった劇作家のつかこうへいさんの元でも演劇や演出を学んできました。この経験を生かし、2022年に株式会社アンクル・シナモンを立ち上げ、本格的に舞台制作や演出家としての活動を始めています。今回見せた姿も演出家然とした“イケオジ”風のものでした」
かつての少年隊メンバーも還暦を迎え“オジサン”になったということか。