「どこが誹謗中傷?」
加害生徒の“晒し行為”は控えるよう呼びかけた被害生徒の親には同情と称賛の声が集まる一方、誹謗中傷に関する声明を発表した高野連には、
《暴行罪はOKで誹謗中傷はNGなんだ》
《“誹謗中傷”はそんな便利な言葉じゃない》
《自分たちにとって都合の悪いことは“誹謗中傷”なんですか?》
《処分の正当性についての意見は、誹謗中傷とは無関係》
《いじめ見逃すなと指摘してるだけなんですが、どこが誹謗中傷なのか教えてほしい》
《正当な批判や指摘を誹謗中傷で片付けるのおかしいよ?》
などの批判が続出している。
「今回の広陵への処分が軽く感じられるのは、過去に未成年の喫煙や飲酒が発覚して出場を辞退した学校があるためです。今回は“いじめ”という言葉で表現するのは生ぬるい暴力事案。《広陵の出場を認めることは、未成年飲酒・喫煙より暴力のほうが罪は軽いと認めることではないか》という意見が多く上がるのは、自然なことでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
青少年の心身の成長を促す立場である学校と高野連の対応は、果たして正しかったのか。大会が終わったあと、取り返しがつかない事態に陥っていなければいいのだが……。