映画『国宝』の公式Xが更新され、8月17日までの公開73日間で観客動員数 747万人。興行収入 105億円 を突破したことを報告した。
祖父は第78代内閣総理大臣の宮澤喜一
邦画実写作品の興行収入が100億円を超えるのは、2003年に公開された『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』以来、22年ぶりの快挙。加えて、1998年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE』の101億円を超え、歴代3位となった。
「夏休み期間とあり1日あたり興行収入が1〜2億円あるので、今週中には2位『南極物語』の110億円を超えるのは確実です。劇場版『鬼滅の刃』の勢いが落ちてきたことで、先週から大きなスクリーンに移行したり上映回数を増やす劇場も増えてきていることもあり、邦画実写1位になる可能性も十分可能だと思います」(映画ライター)
8月1日に公開された『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』も早くも32億円を突破するなど今年は邦画の当たり年となっているが、そんな話題の2作品に出演している俳優が。
「『国宝』では喜久雄(吉沢亮)の母親役、『劇場版TOKYO MER』では南海MER麻酔科医役を宮澤エマさんが演じているんです。『国宝』は冒頭のシーンのみで出演時間はそう多くないものの、存在感は抜群でしたね」(同・映画ライター)
テレビ誌編集者は「今年はいろんな意味で話題の作品には彼女が出演している」と指摘する。
「放送中に不倫疑惑を報道されてしまった永野芽郁さんがヒロインを務めたTBS系『キャスター』のほか、田中圭さんが主演を務めたドラマ&映画『おい、太宰』にも出演しているんです。そのため今年はやたら宮澤さんの名前が、ニュース記事に記載されていますね(笑)」
祖父は第78代内閣総理大臣の宮澤喜一。そのため当初は“総理の孫”を売りにバラエティー番組などに出演していたが、2013年にミュージカルに出演したのを機に、俳優業へシフト。
2018年にテレビドラマデビューを果たすと、2020年に出演したNHK朝ドラ『おちょやん』で名前を売り、ドラマや映画に引っ張りだことなっている。
「現在もTBS系『初恋DOGs』に出演中のほか、来年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演も決定しています。現在は名バイプレイヤーという立ち位置ですが、来年以降は映像作品での初主演も期待できますよ」(同・テレビ誌編集者)
この活躍ぶりなら“総理の孫”という肩書きはもう不要かも?