2025年8月30、31日に放送予定の『24時間テレビ48』(日本テレビ系)。今年のチャリティーランナーを務めるSUPER EIGHT・横山裕が囲み取材に応じ、参加合宿での苦難を語った。
チャリティーランナーに決まる前から、体調管理と体形維持のためにジムで週5回、8~10キロほど走っていたという横山。ランナーとしての練習については「“外を走るのってこんなに気持ちがいいんや!”と、ただただ楽しかったんです」と、その爽快感が大きな原動力になったと明かした。
『24時間テレビ』横山裕、猛暑のマラソン
一方で、練習が進むにつれてチャリティーランナーの厳しさを実感したとも。合宿では、「『24時間テレビ』の100kmを凝縮したコース」でフルマラソンを越える44キロを走破。その際には、「坂道ばっかりで、何度か心が折れる音が聞こえて」「ポキっていったんです」とコメントし、その過酷さを伝えた。
2014年には、事務所の先輩である城島茂がランナーを務め、101キロを走破。城島とは現在『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)でも共演しているが、この記録について「絶対に超えます。トレーナーの方が“リーダーは超えられます”と言ってくれているので、大丈夫です」と語り、“城島超え”への強い意欲を見せた。

しかし、放送日の30日は東京で35度を超える猛暑日となる予想だ。近年では、甲子園球場で行われる全国高等学校野球選手権大会ですら試合時間を変更するなど、猛暑への対策が不可欠になっている。そんな中でおこなわれるチャリティーマラソンは、炎天下をランナーに走らせる過酷さから、毎年のように批判を浴びてきた。
「“暑さ”への懸念に対し、横山さん自身は“全然平気なんですよ”とあっけらかんと語っています。横山さんは大のサウナ好きで、いつも100度を超える環境に身を置いているため慣れているとのこと。しかし、暑さに順応している可能性はあっても、じっとしているサウナと長時間走り続けるマラソンを同一視するのは危ういのではないでしょうか」(芸能ライター)
ネット上でも、
《暑さだけで心がポッキリ折れそう》
《この猛暑の中を本当に走るの? 時代錯誤な企画はもうやめなよ》
《サウナ好きだから炎天下のマラソンは大丈夫と考えるのは違うんじゃない》
と、懸念の声が相次いでいる。
果たして、“サウナ好き”の気合いと根性で乗り切れるのか、それとも過酷な炎天下が健康を脅かすのか。チャリティーの名の下におこなわれる“真夏の長距離走”は、改めてその安全性が問われている――。