9月2日、歌手で女優の酒井法子がインスタグラムを更新。リーガロイヤルホテル大阪で開催されるクリスマスディナーショーのポスターを添付して告知したものの、そのビジュアルが波紋を呼んでいる。
酒井法子『碧いうさぎ』をイメージか
「ポスタービジュアルの酒井さんは、青や紫のフリルをあしらった衣装にラメ付きの“うさ耳”を付け、お腹や太ももを大胆に露出していました。ショーのタイトルが『BluRabb』ですから、1995年の大ヒット曲『碧いうさぎ』をイメージしたコスチュームなのでしょう。顔がアップになった別のポスターでは、肩のピンクのフリルや紫の手袋が強調され、“推しの子”を連想させるような配色も見られました」(芸能ライター)
『碧いうさぎ』は、ドラマ『星の金貨』(日テレ系)の主題歌として社会現象を巻き起こした楽曲だ。酒井は聴覚障害を持つ少女を好演し、曲はミリオンセラーを記録。“純粋で儚げな存在感”を国民的イメージとして確立し、紅白歌合戦にも初出場を果たした。当時の姿を知るファンからすれば、今回の挑発的な衣装はその記憶とかけ離れている。
酒井といえば、2009年に覚醒剤取締法違反で逮捕され、裁判では有罪判決を受けた過去がある。公判では「芸能界を引退して介護の仕事をやりたい」と語り、翌年には通信制大学へ進学したが、最終的には芸能活動を再開した。
「復帰後は活動の中心を日本から中国、香港、台湾に移し、アジア各地で定期的にコンサートを開催。大盛況となっているようです。2021年に個人事務所を設立すると、そこからは国内での活動にも注力。映画の公開やデビュー35周年を記念したベストアルバムを発売するなど、表舞台での活躍も目立ち始めました」(前出・芸能ライター)

今回のディナーショーについて、本人は《久々の大阪です!楽しみすぎまぁす》と意気込みを投稿。しかし、ネット上では称賛よりも戸惑いの声が目立っている。
《そういう方向性は求めてないよ》
《碧いうさぎってもっと淋しそうで繊細なイメージがあるけど……》
《テンション高いのりピー見ると心配になるな》
《年相応の落ち着いた衣装にしたらいいのに》
《介護はどうした》
かつて“純粋で儚げな存在感”で国民的人気を得た酒井。当時の思い出は、本人よりもファンの方が大切に思っているのかもしれない――。