9月2日、俳優の伊藤英明がインスタグラムを更新。《#protein》のハッシュタグとともに、《すり切り一杯かき集めました》とコメントを添えたショート動画を公開した。プロテインの粉末を丁寧に計量するシュールな映像なのだが、その“オチ”に思わぬ反発が相次いでいる。
プロテインを大量にこぼした伊藤英明
「動画は、黒いタンクトップ姿の伊藤さんが真剣なまなざしでボトルの底から粉をすくい取るシーンから始まります。ナイフで丁寧に“すり切り一杯”にし、普通ならそのままドリンクボトルに入れると思うでしょう。ところが、伊藤さんは高い位置からスプーンを傾け、“チーン”という効果音とともに粉を大胆に零してしまいました。真面目な表情を崩さず、伊藤さんらしいユーモアが垣間見えます。『It's My Life』の曲でお馴染みの、なかやまきんに君のネタも意識したのではないでしょうか」(芸能ライター)
しかし、食品ロスへの関心が高まるいまの時代にこの演出は受け入れられなかったようだ。ネット上にはクレームが相次いでおり、
《食べ物粗末にするのやめなよ》
《マジでこういうことする意味がわからない》
《面白がってるつもりかもしれないけどやってることクソつまらん》
《プロテインがもったいない。この後どうしたの?》
《このセンス、今の時代に合ってない》
といった厳しい声も多い。

8月18日の投稿でも、山盛りのかき氷にブルーベリーソースをかける動画を公開。ところがソースの大半をトレーに零してしまい、こちらも波紋を呼んでいた。フォローのつもりか、《#最後までおいしくいただきました》と記しているが、演出の是非は意見が分かれている。
「伊藤さんは以前から“シュール動画”を積極的に投稿しています。新作は数日おきにアップされ、ファンもそのユーモアを楽しみにしているようですね。過去には、棒高跳びの選手が滑る動画と組み合わせて、伊藤さんがスライディングして登場する自己紹介動画は1600万回以上の再生を記録。『イカゲーム』の映像にドーナツを食べる自分を組み合わせた動画が700万回以上再生されるなど、たびたび話題を集めています」(前出・芸能ライター)
真剣さとおふざけを行き来するのが伊藤流。今回の“すり切り一杯”動画もファンを喜ばせたいというサービス精神の表れだろうが、受け止め方は人それぞれ。SNSでの発信は、今後も議論を呼びそうだ――。