10月24日、映画『爆弾』で主演を務める山田裕貴と共演の佐藤二朗が東京・新宿にサプライズで登場。自らチラシを配るといったイベントを行い、その場にいた人々を驚かせた。
「10月31日に公開される『爆弾』は、呉勝浩さんの同名小説が原作となっています。坂東龍汰さんや寛一郎さんら話題の若手俳優や、染谷将太さん、伊藤沙莉さんといった“実力派”が多く出演するため、公開前から注目を集めています」(スポーツ紙記者、以下同)
“この役を演じられるのは伊藤沙莉さんしかいない”とのラブコールで、爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査にキャスティングされたという沙莉は、
「俳優としての実力が評価されているだけでなく、お茶の間からの好感度も抜群。それを示すように、10月だけでも3社の新CMが公開されています」
各所で引っ張りだことなった要因はというと、
「2024年の朝ドラ『虎に翼』でヒロインを務めた影響が大きいでしょう。日本初の女性弁護士の寅子という役を見事に演じ切り、『NHKプラス』での見逃し配信の視聴数は、当時の朝ドラでは歴代最高となりました」(テレビ誌ライター、以下同)
さらに、2026年3月に放送予定の『虎に翼』スピンオフドラマの制作も決定して、
「沙莉さんも出演するとのこと。この発表に“とらつば”ファンは歓喜の声をあげており、根強い人気がうかがえます」
こうした反響を誰よりも喜んでいるのが、沙莉の家族だという。
父の会社が倒産して一家が離散
「沙莉さんは、幼いころに父の会社が倒産して一家が離散。一時は住むところもなくなってしまいました。その後、母と姉、今は芸人となった兄の俊介さんと沙莉さんの4人は伯母夫婦の家で暮らすことに。しかし、伯母も離婚したため、伯母も含めた5人で貧しい生活を送ったそうです。そんな中、母と伯母が必死に働いて子どもたちを育て上げたのです」(芸能プロ関係者、以下同)
こうした経験から家族は強い絆で結ばれており、
「現在、母と伯母が一緒に暮らしており、その近くに住む姉家族も頻繁に遊びに行っているそうです。沙莉さんは実家から離れて暮らしていますが、忙しい合間を縫って家族とまめに連絡を取り合っているとか」
そんな沙莉は、『虎に翼』の撮影が終わった直後の2024年9月に、家族に“プレゼント”を贈って……。
「千葉県内に土地を買って、一軒家を新築したそうです。住む家やお金のことで幼少期から苦労してきた沙莉さんにとって、母や伯母のために家を建ててあげることは念願だったといいます。朝ドラヒロインを走り切って手に入れた“とらつば御殿”は、この秋に完成。ご家族も喜んでいるそうです」(伊藤家の知人)
寅子とともに“地獄”を抜け出したようだ。
















