目次
Page 1
ー まさかの“上方修正”にツッコミ殺到

 新東名高速のトンネル内で追突事故を起こした俳優・広末涼子。2025年11月13日、静岡県警は広末を過失運転致傷容疑で書類送検した。

 広末は4月7日、新東名高速・上りの粟ヶ岳トンネルを車で走行中、一番左の走行車線を走っていた大型トレーラーに追突。衝突後は右端の追い越し車線で停止した。この事故で、同乗していた男性が骨折するケガを負ったとされている。

まさかの“上方修正”にツッコミ殺到

「捜査関係者によると、走行速度は185キロに達しており、現場にはほとんどブレーキ痕がなかったそうです。事故現場の制限速度は120キロのため、大幅な速度超過。当初は“165キロ”と報道されていただけに、まさかの“上方修正”に衝撃が広がっています」(スポーツ紙記者)

 県警は7月、広末立ち合いのもと実況見分を行うなど捜査を重ねてきた。当初、危険運転致傷容疑での立件を検討していたが、現場が高速道路であったことから「制御困難なほどの高速度」とまではいえないと判断したとみられる。

 その直後、広末をめぐっては別のトラブルも発生。4月8日未明、島田市内の病院で看護師の女性を複数回蹴ったうえ、ひっかいてケガをさせたとして現行犯逮捕された。16日に処分保留で釈放されたものの、現在も任意での捜査が続いている。

ネット上に拡散されている、広末涼子容疑者が起こしたと思われる事故現場の写真
ネット上に拡散されている、広末涼子容疑者が起こしたと思われる事故現場の写真

「追突事故については、テレビ番組で“イジリ”のネタにされたことも話題になりました。10月4日深夜に放送されたTBS系『オールスター後夜祭'25秋』で、“次のうち、時速165キロを出したことがないのは?”というクイズが出題。選択肢には大谷翔平選手ら野球選手とともに、広末涼子さんの名前が並んでいました」(芸能ライター)

 この扱いに対し、広末の所属事務所は「当該事故については現在も警察による捜査が継続中」とした上で、「本人が関わる事件を笑いの題材として扱うことは、報道・放送に携わる者として極めて不適切」とTBSへ抗議。謝罪を求める声明を発表し、9日にはTBS公式サイトに謝罪文が掲載された。

 しかし、実際は165キロどころか185キロも出していたことが判明し、ネット上には、「事務所もよく抗議できたな」「大谷を軽く超えてるじゃねーか」「185キロは異次元すぎるだろ!」とツッコミの声が相次いでいる。一方、「一歩間違えたら亡くなっててもおかしくない事故。笑いにする神経がわからない」といった同情の声も。

 現在、芸能活動を休止中の広末。時速185キロという現実離れした数字が明らかになったことで、活動再開は一層厳しい状況となったかもしれない――。