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ー 投稿者が特定できれば法的措置も

 

 11月26日、モデル・フルート奏者のCocomiがInstagramのストーリーズを更新し、フォロワーから寄せられたアンチコメントをあえて公開したことが話題となっている。

投稿者が特定できれば法的措置も

「事の発端は、Cocomiさんがストーリーズで《都内の犬も店内に入れるカフェ!》とフォロワーに質問した場面でした。寄せられた回答をスクリーンショットで紹介する中で、《死ね》《cocomiキモい》といった誹謗中傷が混じっていました。彼女はこの2件を“ピン留め”表示し、さらに《ありがとうございます!!》と返す形で投稿。柔らかなビジュアルからは意外ともいえる強気な姿勢が反響を呼びました」(芸能ジャーナリスト、以下同)

 X上では、《シンプルな誹謗中傷にはこんぐらいやっていいと思うんだよな》《姉妹そろっておもしろいし強い女で好き こんなかわいそうなアンチに負けずに頑張ってほしい》と、行動を支持する声が多く並んだ。

 アンチコメントの公開後、フォロワーからは《開示請求すべきだ》という声も高まった。開示請求とは、ネット上で誹謗中傷した人物の身元を裁判所を通じて明らかにする手続きのこと。投稿者が特定できれば、損害賠償請求などの法的措置に進むことも可能だ。

中傷を受けた側が泣き寝入りしないための重要な制度です。厳罰化が進んだ背景には、2020年に男女6人の共同生活を追うリアリティ番組『テラスハウス』出演中にSNSでの誹謗中傷にさらされ、22歳で亡くなったプロレスラーの木村花さんの痛ましい事件があります。

 社会全体が“ネットの暴力”により敏感になったことで、被害者の心理的負担を軽減する動きが強まっています。今回のCocomiさんの対応は、冗談めかして見える一方で、誹謗中傷への毅然とした姿勢として評価される部分もあるでしょう」

 同時に、Cocomiを取り巻く環境も今回の反響につながっている。

「Cocomiさんは木村拓哉さんと工藤静香さんの長女ということもあり、2020年の雑誌『VOGUE JAPAN』でモデルデビュー以来、大きな注目を集めています。妹のKoki,さんとともに、その存在感ゆえに嫉妬や中傷を受けやすい側面があるのも事実です」

 人気とともに大きくなる攻撃的な声にどう向き合うか、今後も注目が集まりそうだ。