山下智久
 昨年6月に、山下智久が赤西仁らと起こした六本木“スマホ強奪事件”。実はその直前に、赤西の自主レーベル『Go Good Recoreds』から“赤西仁feat.山下智久”名義で、コラボシングルを出そうと動いていたという。

 山下と赤西は以前にもコラボ曲を発表したことがある。’13 年11月に発売された赤西のアルバム『JUSTJIN』の中で『Ain’t Enough』という曲を共作している。

「今回の曲はそれとはまったく違う新しいものです。英語の歌詞でヒップホップ調のダンスミュージックというところは似ていますけどね。山下クンと赤西クンが交互に歌うカッコいい曲ですよ。前回コラボしたときに何曲か作ったそうなので、もしかしたらそのときの曲かもしれませんね」(前出・赤西の知人)

 先のコラボ曲について当時、赤西は雑誌のインタビューでこう語っていた。

《たまたま曲作っている現場に山Pがいたんだよね。それで。前から時間あるときには、一緒に曲を作ってたから。あと、好きな音楽も似てるし》

《ちゃんとしたものを作ってそれを見せながら周りを巻き込んでいく》

 とも話しており、今回も力作ができたから世に出そうと思っただけなのかもしれない。だが、さすがにそんな甘い考えが通用するはずもなく、情報を察知した事務所幹部は激怒した。

「もちろん発売することは許されませんでした。山下クンも“契約違反”ということで大目玉を食らったそうです。もし勝手に出してしまっていたら、ジャニーズ事務所と所属レコード会社のワーナーミュージックから間違いなく訴えられていたでしょうね。世に出なくてよかったんじゃないでしょうか。ちなみに、事実上お蔵入りになってしまったCDは“せっかく作ったんだから”ということで、仲のいい赤西軍団のメンバーたちには配ったとか」(前出・赤西の知人)

 そもそも2人は、本当にそんなCDを発売できると考えていたのだろうか。

「山下クンの知らないところで、どんどん話が進んでいってしまった可能性もあると思います。レコーディング音源を、2人の許可なしで赤西クンの自主レーベルスタッフが勝手に形にしてしまったとしたら、山下クンは利用されてしまった被害者ということになりますよね。とはいえ、疑われるようなことをしてしまっていること自体が、事務所的にはアウトなのかもしれませんが……」(山下の知人)