夫婦生活10年の節目

 健康は自分のためであると同時に、家族のためでもある。今年は片岡愛之助と結婚して10年の節目だ。

「あっという間に感じます。夫の仕事の話を聞くのも好きですし、私の仕事のことも興味を持って聞いてくれます。“今日どうやった?”“仕事楽しかった?”“現場の雰囲気は?”“いい仲間に囲まれてよかった!”みたいな。何げない日常の会話が大切なのですね」

 女優であると同時に梨園の妻もこなしている。

「この10年、“すべて完璧にはできないかもしれないけれど、できることはフルスロットルでやり遂げよう。そして、すべてを学びとして楽しむ”というスタンスでやってきました。事務所とスケジュールを話し合い、夫と相談し、行けるときは劇場での贔屓さん対応、お礼状のこと、着物のこと、日本文化を学ぶ教室、季節の事柄などなど」

 そして、劇場の後ろで芝居を見ることはとても勉強になると話す。

「女形のみなさまの所作なども目に焼きつけたり。久しぶりにご一緒した監督からは“所作、表現力や声色の使い方、着物の着方など、以前と明らかに違いますね”と言っていただいたことがあって。すべてが糧になっているなと感じています」

舞台『まんが日本昔ばなし劇場』8月5日(水)〜9日(日)CBGKシブゲキ!!問 明治座チケットセンター 電話番号:03-3666-6666(10時〜17時)
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休むことも大切

 結婚生活において、ふたりでゆっくり旅行をする時間はハネムーン以来ほとんどなかったと振り返る。

「お互い仕事が好きすぎてつい……。でも、夫が大ケガをしたこともあり、“人生何が起こるかわからないから、きちんと時間を定期的に取ろう”とふたりで話しました。アウトプットするからには、インプットしないとですよね」

 今年1月、最愛の父を亡くした。

「新盆もありますし、合わせてお休みを取ろうかと。そして2日でもいいので、緑の多いところでのんびりできたらいいな、と思っています」