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ー 削除された“社長”の情報

 7月28日、最大震度7が発生した熊本地震。イオンモール熊本で起こった爆発事故では、7人が犠牲になった。従業員2人が死亡した雑貨店の運営会社『ハビタ』の対応に批判の声が寄せられる中、新たな情報が次々と明らかになっている。

削除された“社長”の情報

 8月2日に熊本市内の斎場で通夜が営まれたハビタの従業員・大竹玖瑠美さんは、地震後に屋外へ避難するも、会社の指示によって同僚と共に再び館内へ。そして約5分後、爆発に巻き込まれたという。

「『日テレNEWS』の報道によると、大竹さんのご遺族は“会社から売上金を金庫に入れるように言われているので1回店に戻らないといかん”と大竹さんが言っていたと証言。責任感がある人なので、会社から言われたのなら戻ったのだろうとコメントしています。

 これに対してハビタの幹部は、“もし可能であれば売上金を金庫に戻してくれないかと。もし入れるのであれば……と言いました”“入る時は必ずイオンモール熊本の許可を得てから入ってくれと言いました”と指示を認めました。しかし、あれほど大きな地震直後に、従業員を戻らせるなんて……信じられない対応です」(地方紙記者)

 会社による指示を認めたハビタだが、事故発生当初は異なる説明をしていたことが分かっている。通夜の様子を報じた『女性自身』によると、会社側は当初、大竹さんから“荷物を取りに戻りたい”と申し出を受けていたと説明していたという。

イオンモール熊本の爆発事故後、削除された『ハビタ』上野景真社長の経歴と写真(削除前のHPより)
イオンモール熊本の爆発事故後、削除された『ハビタ』上野景真社長の経歴と写真(削除前のHPより)

 食い違いを指摘されたハビタの営業部長は、「情報が錯綜していた」と釈明。遺族が「ここまできて言い訳しないでください」「私から電話があって詰められてすり替えただけでしょう」と怒りをあらわにする場面もあったようだ。

 そんな中、ハビタの親会社である『株式会社同仁グループ』のHPに異変が――。

「同社の代表取締役は、ハビタと同じ上野景真氏。『モルガン・スタンレー』『ボストン・コンサルティング・グループ』など海外の有名企業出身で、ハーバード大学のMBAホルダーという輝かしい経歴を持っています。同社のHPには当初、この経歴と共に社長の顔写真も掲載されていましたが、31日までに経歴と写真は削除。グループ企業として掲載されていたハビタ社のリンクも同タイミングで消えています」(前出・地方紙記者)

 上野氏は遺族との対面や報道対応もおこなっているが、HPから情報が削除されたのはその前のタイミング。

 これにはネット上から、「この対応はさすがに隠蔽・逃避と受け取られても仕方ない」「親族が偶然“会社の指示で”という被害者の言葉を聞いていなかったら、しらばっくれる気満々だったってことだよな?」「こんなの弁明の余地もなく、全面的に会社の責任だろ」「なんとかして責任から逃げようとしているのが丸わかり」など、非難の声が噴出している。

 失われた命は戻って来ないが、ハビタには逃げることなく誠意ある対応をとってもらいたい。