「毛布で担架を作る方法」「ペットボトルを一度にたくさん運ぶ方法」……など、感心しつつやってみたくなる「知恵」や、楽しい動画を配信し続けているのが、【公式】自衛隊東京地方協力本部のインスタグラム。ネットニュースやSNSでも常に話題になるこの動画、登場している「あの人」にその秘訣と、おすすめライフハックを伺いました。「防災の日」を前に、備えあれば憂いなしの情報ですよ!
最初は説明会のチラシ画像などを投稿していた
9月1日は「防災の日」。普段から災害への備えを万全にしておきたいが、その中でぜひフォローしておきたいインスタグラムアカウントがある。「【公式】自衛隊東京地方協力本部(@tokyo_pco)」だ。
災害時や日常に役立つライフハックをショート動画で紹介し、SNSで大バズり。フォロワー数は約14.7万人(2026年8月現在)に達し、お堅いイメージのある官公庁のアカウントとして驚きの成長を見せている。
今回は、このアカウントの企画・撮影・編集をこなし、自身も「いけちゃん」として多数の動画に登場する広報係・SNS担当の池田竜也さんにお話を伺った。
「実は僕、ずっと野球をやっていたというバリバリの体育会系で入隊したので、『自衛隊は体力だけじゃないんですよ』と言ってもあまり説得力がないんですが(笑)」(池田さん、以下同)
池田さんが自衛隊を志した原点は、幼少期に起きた阪神・淡路大震災だった。テレビのニュースで自衛隊が災害派遣で活躍する姿を見て「これしかない」と決意。
高校卒業後、2007年に入隊し、東京・練馬駐屯地の第1普通科連隊で十数年現場を経験したのち、現在の広報部門へと配属された。
現在池田さんが所属する「東京地方協力本部」は、主に自衛官の募集(リクルート)を担う部署だ。しかし、2年前にSNS担当になった際、ある壁にぶつかったという。
「最初は説明会のチラシ画像などを投稿していたのですが、それでは興味がある人しか見てくれません。若い世代に自衛隊を知ってもらうには、ショート動画の活用が大事になってくるのかなと。防衛省としてはTikTokのアカウントが持てないため、インスタグラムやYouTubeショート、Xに注力することにしたんです」
アカウントの転機となったのは、2024年の能登半島地震だった。
「自分に何かできることはないかと考えたとき、被災した際に少しでも楽になったり、事前の準備として役立つ『自衛隊ならではのライフハック』をSNSで出してみようと思いついたんです。それを知ってもらうことが、結果的に自衛隊への興味につながればと」
























