『さんらいず』オーナーの弟の悲痛な叫び
事件の詳しい状況について、警察からの説明は受けていないという。
「事件のことを警察は“全容がわかるまでは話せない”と言っていて、詳しいことは何も聞いてないんです。だから、どういう状況だったのかも、私にもよくわからないんですよ。林さんと交際してたという話も聞いてはいましたが、弟に事細かに話すようなことでもないですから、詳しくは知りません」
事件が起きた4日後も病院を訪れたが、曽野さんの容体は厳しい状態が続いていた。
「ヤケドした部分は肌の色が変わってしまい、意識も戻らないですし、目も開けられる状態じゃなくて。医師からは“98%、ダメだと思う”と言われてて。回復の可能性は2%しかないんですよ」
病院に搬送された曽野さんには、成人した息子が付きっきりに。しかし、事件から6日後の9月11日、治療中だった曽野さんの死亡が確認された。
気の置けない同窓会が、なぜ、複数の死傷者を出す事件現場となってしまったのか。
「こんなことになるなんて、思ってもみなかった。私だってつらいし、助かってほしいですよ。今はもう、それしか言えないです」
そう悲しげな様子で語っていた実弟の願いも、届くことはなかった。
曽野さんを含む4人が亡くなり、1人が重傷を負った今回の火災事件。残された家族には、今も拭いきれない疑問が残っており、一刻も早い真相の究明が待たれる。


















