関西でおなじみの吉本新喜劇がGMの間寛平とアキのダブル座長で12月に6日間の東京公演を開催予定。2人に意気込みと今後の人生について聞くと、大きな目標を語ってくれた─。
「化学反応をお客さんに生で見ていただきたい」
吉本新喜劇の東京特別公演『ヤバ。新喜劇に毎日誰かが乱入!? なんやかんやいうてありがとうねぇ~』が、12月15日から20日まで開催される。
史上初となる“新喜劇のみ”での特別公演を前に、GM(ゼネラルマネージャー)を務める間寛平と座長のアキに、その意気込みを聞いた。
寛平「ぜひ『週刊女性』の女性読者に来てほしいですね。関西では老若男女。子どもからおじいちゃん、おばあちゃんとかいっぱい来てくれています。東京でやるなら、これを読んでいる女性やな」
アキ「寛平師匠のノリやギャグ、ボケとか、そういった仕上がったものを集めて、ひとつの物語に集約させて。始まったら寛平師匠がアドリブで暴れて。そしたら僕も暴れますよ。で、話を回す人に止めてもらって。そんな化学反応をお客さんに生で見ていただきたいですね」
お決まりの流れに笑いを入れつつも、多種多様なストーリーの新作が生み出されていく新喜劇。台本を作る作家にも敬意を忘れないようだが……。
寛平「新喜劇って台本を書く作家さんもすごい。なかなか新喜劇の台本は書けないんですよ。うまいこと笑いも入れないといけないし、話の筋もちゃんとしないといけない。苦労して長年がんばってきて、やっと書けるんですよ。だから、台本にはちゃんと忠実にやっていこうとね……」
アキ「忠実になんてやってませんやん! 回しの人がよくキレていますよ。“台本どおりやれよ! 稽古いらんかったんやないかー!”って」
こんな調子でアドリブ全開の寛平だが、先輩から台本の大切さを教わったこともあったという。
寛平「台本を読んで、ちゃんとやらないとあかんなと思ったのは、西川きよしさんを見てですね。あの人はどんな台本でも一生懸命がんばって笑いを取っていた。“こんな台本、芸人は書かれへんねん”って。僕が20歳ぐらいのときですね。だから台本どおり、ちゃんと書かれたやつを思い切りやって、きちんと笑いを取っていく」
アキ「師匠は台本どおりやる姿勢で稽古して、本番ではしないじゃないですか(笑)」
自由にやりすぎて共演者を振り回すこともあるが、その“ライブ感”が新喜劇の魅力でもある。
アキ「師匠には自由に暴れ回ってほしいです。台本の流れに戻す人がちゃんといるんで。僕も遊びながら戻しますし、チームプレーでやっていきます。寛平師匠は自由だけど、しっかりこの特別公演に力を入れてくれていますから」
舞台ではボケ倒しているが、笑いには厳格なのが寛平。特に若手を育てるために裏方のスタッフには厳しくしてきたという。
寛平「作家さんが書いてきた台本にとやかく言ったことはない。だけど、'25年8月に閉館した『よしもと祇園花月』の支配人には“笑いで天井が落ちるぐらい、ちゃんと新喜劇をやらなあかんよ”と、よく話していました。
社長にGMを頼まれたので、やらなあかんという気持ちもありましたし。とにかく一生懸命、新喜劇をよくしていこうと考えてやってきました」






















