新喜劇の“プライド”は、しっかり伝わっている。

アキ「それぐらい冗談だと思うくらいやってきたから、今があるんですよ。ケツを叩いていただいてきたから。社員さんとか、支配人の新喜劇に対する姿勢もそうですし、興行の打ち方、内容、若手が挑戦できる場を設けないといけないとか。GMになられて、細かいところまでしっかり考えて変えてきてくださいました

「若い子を引っ張って日本全国に新喜劇を広めていってほしい」

 '22年に史上初のGMという役職を任されて以降、歴史ある笑いにさらに磨きをかけてきた寛平。今後の新喜劇との関わりはどのように考えているのか。

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寛平「僕は年齢的なものがあるから、アキにがんばってもらって。これから若い子を引っ張って日本全国に新喜劇を広めていってほしいですね

 これからの新喜劇を託されたアキも、師匠のバトンを受け継いでいく覚悟がある。

アキ「こうやって寛平GMが、もう一回、新喜劇に戻ってくださったので、このレジェンドである“寛平師匠”という名前をお借りして。がんばっていただいた努力を絶対にムダにしたくないので。この勢いを倍々にしていくくらいに僕もあやかって、責任感を持って盛り上げていきたいです

 今年77歳を迎えた寛平。今も現役として舞台に立ち続けているが、引退は考えているのだろうか。

寛平舞台はあと4、5年くらいかな。82歳くらいまで、ですかね。今の最年長がやなぎ浩二さんで84歳。やなぎさんも元気でやっていますけど、終わった後は疲れていますからね

アキ「5年と言わず、10年、15年やってほしいですけどね。でも、そこは新喜劇が全国で軌道に乗ってきたら、寛平師匠も残りの人生で新たなことをやりたいかもわからないですから」

 “新喜劇引退”も考えている寛平には、今後の人生で叶えたい夢があるという。

寛平「新喜劇のことを考えてはいるけれど、僕の人生でまだこれからやりたいなと思っていることがありまして。それはホンマに100歳で、フルマラソンを走るのが夢やなぁ。考えたら、あと23年で100歳やで。フルマラソンいけるんちゃうかな。そういう夢があるんですよ。完走するのに24時間くらいかかるかもしれへんけど

 国内でのフルマラソン完走の最高齢は、'25年に奥山新太郎さんが記録した96歳。世界ではインド系イギリス人のファウジャ・シンさんが100歳で完走したが、シンさんが生まれた当時のインドには公式な出生記録が残っておらず、ギネスには認められなかった。

 寛平は夢を叶えたら“世界初”になるかもしれないが、アースマラソンなど過酷な条件でも走ってきただけに期待ができそう。

 まだまだ夢に向かって走り続けている寛平。新喜劇としての目標をこう語った。

新喜劇は大阪の宝って言うてるけど、全国の宝にしたい。みんなに新喜劇を知ってほしいですね

 これからも、な、な、なんと~なことを成し遂げてくれるだろう。