9月4日、MBS『阪神ファンと集う~有働由美子の猛虎食堂』の告知をする有働由美子(公式インスタグラムより)
9月4日、MBS『阪神ファンと集う~有働由美子の猛虎食堂』の告知をする有働由美子(公式インスタグラムより)
【写真】阪神優勝をすでに確信、虎党から総スカン喰らう“大ハシャギ”の有働由美子

 2021年シーズン、当時の矢野燿大監督(57)のもと開幕ダッシュに成功して、6月のセ・パ交流戦でも2位とリーグ首位をキープした阪神。2位以下に最大8ゲーム差をつける快進撃に、ABC(朝日放送)は6月に『虎バンスペシャル #あかん阪神優勝してまう』を放送。16年ぶりの優勝を確信したファンは大いに盛り上がった。

 ところが後半戦、佐藤輝明(27)ら主力選手の不調もあってチームは失速。9月22日、開幕から守り続けた首位の座を東京ヤクルトスワローズに明け渡すと、シーズン終盤まで勝負はもつれ込む。そんな緊迫の10月3日、ABCはまたしても緊急特番『虎バンスペシャル 16年ぶりに阪神優勝してまう!?』を放送。

 これに阪神ナインは固くなったのか、最終戦を終えてヤクルトとはゲーム差なしも勝率でわずかに及ばずV逸。矢野阪神にとって、虎党にとって“悪夢”になったのだ。

「優勝」ではなく「アレ」を目標に

 翌2022年にも、シーズン開幕前に『猛虎キャンプリポート2022直前SP#あかん今年こそ優勝してしまう』を放送するも、優勝争いどころか借金3の3位でフィニッシュ。矢野監督も退陣するなど、すっかり「優勝」から嫌われてしまったABC特番。

 岡田彰布監督(68、現阪神球団オーナー付顧問)が就任した2023年、「優勝」とは口にせず「アレ(A.R.E.)」をスローガンとして、開幕から他球団を寄せつけない強さで球団史上最速のリーグ優勝。ナインが18年ぶりの祝杯をあげる中、ここまで特番放送を自粛していたABCは、阪神が優勝を決めた9月14日にようやく『虎バンSP あかん阪神アレしてもた!!』を放送できたのだった。

 もちろん2026年シーズン、ABCは空気を読んで現時点での特番放送を自粛。そんな“ジンクス”を知っている虎党は浮かれず、神経を尖らせていたにもかかわらず、MBS、有働による“前祝い”番組が放送されたことで「台無し」と見られたわけだ。

「今年は連覇なんで。“優勝しましたけど、それが何か?いつもなんで、喜んでもよかった?”ぐらいの大人な阪神ファンを見せてギャフンと言わせましょう」

 取材会では、阪神優勝時の名物「道頓堀川ダイブ」にも言及し、今年はファンに大人対応を求めていた有働。逆に多くの虎党から「大人しくしていて」と求められていることには気づいていないようで。