2025年の祝初回で、周東右京選手にタッチしながらインタビューするダレノガレ明美(ホークス公式YouTubeより)
2025年の祝初回で、周東右京選手にタッチしながらインタビューするダレノガレ明美(ホークス公式YouTubeより)
【写真】ホークス祝勝会で、ビショ濡れ姿で周東選手にタッチする美女モデル

「この育成こそがソフトバンクの強さ」とは、主に関西地方で取材活動を重ねる野球ライター。

 ソフトバンクは2011年に3軍、2023年からは球界唯一の4軍を導入し、NPBの支配下登録選手が70人のところ、育成選手だけで54人と総勢120人以上が在籍。もちろん12球団でダントツの総選手数で、同じく3軍制を敷く読売ジャイアンツよりも20人近く多い大所帯となっている。

「3軍では社会人チームや独立リーグとの練習試合をこなし、4軍では毎日が“キャンプ”とも言えるほどに、練習を繰り返しては汗を流す選手たち。年俸数百万円でプレーする彼らの目標は2軍に昇格して、公式戦に出場して首脳陣にアピールすること。ライバルに負けじと猛練習をすることで、自ずとハングリー精神も鍛えられるのです。

 以前に一軍選手に取材した際に、“ホークスでレギュラーを張るのはリーグ優勝するよりも難しい”と、冗談ではなく本心だったのでしょう。チームでスタメンを張る、年俸数億円を稼ぐ選手たちは、死に物狂いで練習を重ねてきた選手だということ」

 もちろん大勢の選手を抱えるには潤沢な資金を要し、他球団もおいそれと真似できるかと言えばそうではない実情もある。それでもソフトバンクが「補強」だけではない、「育成」にもカネを使う球団なのは間違いない。

ポスティング移籍を認めていない

 そしてもう一つ、前出の野球ライターが指摘する「強さの理由」とは、

「球団として原則的に“ポスティングを認めていない”のも大きい。NPBで数年プレーしてからMLB移籍の流れが主流になりつつある昨今、選手は球団にポスティングシステムを容認してもらう必要がありますが、譲渡金に興味がないホークスは“メリットがない”と受け付けていません。

 あくまでも選手がメジャー挑戦できるのは、全盛期をホークスでプレーしてからの海外FA権取得後。球団はその間に自慢の育成機関で若手を鍛え上げ、足りなければ他球団から補強で穴埋め。親会社の“ビジネス”同様、勝つためのチーム運営方針が確立されているのが一番の強みでしょう」

 孫正義オーナーの目が黒いうちは、まだまだソフトバンク政権は続きそうだ。