注目は「和素材との融合」

 近年では、シンプルな月見バーガーから、進化版月見バーガーが続々登場している。その中でも特に注目すべき特徴について、ここでも日本人ならではの味覚が反映されているそうだ。

「とろける卵は特徴の一つといえます。そもそも海外の人は生卵や半熟卵を衛生上好まないので、半熟卵がおいしいという感覚は日本人ならではの感覚です。満ち満ちてとろけた月見感を口の中で体感できることは、月見バーガーの醍醐味といえます。マクドナルドのようにとろけない蒸し焼き卵を採用しているお店もあるので、自分の好みを確認するのもオススメです。

 和素材との融合も面白いですね。ウェンディーズの揚げ餅、マクドナルドの北海道産ジャガイモ、KFCの和風カツなど、和を感じる食材を積極的に使い、日本らしさを実感できるハンバーガーが多いです。ハンバーガーに餅?と驚く話題性なども楽しい要素になっています」

ウェンディーズの月見バーガー(公式Xより)
ウェンディーズの月見バーガー(公式Xより)
【写真】“揚げ餅”をトッピング!? 進化系の「月見バーガー」たち

 加えて、味の決め手となるソースのバリエーションも年々豊かになってきているという。

「マクドナルドのすき焼きや黄金のたまごタルタルソース、KFCのタルタルソース、ゼッテリアの特製月見ソースに柚子マヨなど、各社のソースがユニークで、同じ月見でもさまざまな味わいが楽しめるので、どこか一つに決めるのではなく、シーズン中にいろいろ食べ歩くことが楽しい環境になっています」

 すっかりニュースタンダードとなった、秋の味覚を手軽に楽しむお月見。自分だけの“推し月見”を食べ比べて見つけてみてはいかがだろうか。