「戦力外通告」が報じられた横浜DeNA・藤浪晋太郎の去就に注目が集まっている。球界随一のポテンシャルを誇りながらも長年制球難に苦しんできた未完の大器に対し、球界内外からは“いったい誰なら再生できるのか”といった諦め声も少なくない。そんななか、“意外なキーマン”の名前が浮上した。
9月27日、DeNAの2軍戦で巨人と対戦した藤浪は3回8安打5失点。今季の2軍では15試合に登板して防御率2.69を記録した一方、1軍では3試合で防御率6.30にとどまった。試合後には「NPBでプレーさせてもらえたら」と語り、現役続行への思いをにじませている。
「DeNA側も藤浪に配慮して早めに構想外であることを伝えていますから、他球団としても獲得を検討しやすい状況ではあります。150キロ以上のストライクが入れば、どの球団にとっても喉から手が出るほど欲しい戦力であることは間違いない。結果が出なかったセ・リーグは厳しそうですが、力勝負が主体のパ・リーグであれば可能性はありそう。
以前に『俺のところに来たら化ける』と新庄剛志監督が獲得意欲を見せ、今や『再生工場』と呼ばれる日本ハムや、高校時代に甲子園を制したバッテリーである森友哉選手が所属するオリックスなどは、話題性はもちろん戦力補強の観点からも候補に挙がってくるのでは。
2023年には阪神OBの金本知憲氏が『ポテンシャルは大谷(翔平)と変わらないが、能力の2、30パーセントしか出していない』と評したり、名伯楽の権藤博氏が高く評価していた通り、潜在能力の高さは折り紙付き。環境がガラリと変われば、一気に化ける可能性は十分に秘めています」(スポーツ紙記者)
デーブ大久保が指摘した“脳の問題”
そんななか、元巨人のデーブ大久保氏が9月27日に自身のYouTubeチャンネルを更新。元ヤクルトでアナリストを務める志田宗大氏との対談で、藤浪の再生について意見を交わした。
「デーブ氏は『プロのレベルでストライクを入れるのはサッカー選手がドリブルするのと同じくらい当たり前の技術』と前置きしつつ、藤浪の制球難が単純なフォームの問題ではなく“脳の問題”だと指摘しています。投げようとした瞬間にわずかに感覚が狂ったり、ゴルフのパターイップスで手元に電気が走って勝手に動いてしまうように、脳からの神経伝達のズレが生じているのではないかという見方です。
だからこそフォーム修正だけでは改善せず、『脳は一度に1つのことしか考えられない』という性質を利用し、投球時にあえて声を出すことで恐怖心から意識を逸らし、脳の伝達回路をリセットするようなアプローチが必要だと提言。再生できる指導者が現れたら『ノーベル賞もの』と話すほど、修正は容易ではないとの見解を示しています」(スポーツライター)
























