9月25日に公開された鈴鹿央士主演の映画『藁にもすがる獣たち』が苦戦を強いられている。
2011年に発売された江戸川乱歩賞作家・曽根圭介の同名小説が原作。2020年に韓国で映画化され話題になったことで、逆輸入の形で日本でも実写化された。
公開から3日間の興収は2500万円
同作は鈴鹿演じる無名大学生YouTuberがアルバイト先のネットカフェで1億円が入った鞄を見つけ、大金に目がくらんで家に持ち帰ったことで、熾烈な争奪戦に巻き込まれる……という痛快ループ型ノンストップ・サスペンス。
昨年『国宝』や『秒速5センチメートル』など話題作に立て続けに出演し、「日本アカデミー賞」優秀助演女優賞を受賞した森七菜のほか、プロデューサーとしても活躍するMEGUMI。10年ぶりの映画出演で話題を集める成宮寛貴など、実力派が脇を固めている。
しかし興収情報を発信する映画系アカウントによると、公開から3日間の興収は推定2500万円。結婚報告によるファン離れで大コケしたと報じられた重岡大毅主演の映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』でも推定6087万円だったことを考えると、いかに厳しい数字かわかるだろう。
「フォローすると『5秒で完全犯罪を生成する方法』は277館での公開ながら、公開週は1日3〜5回上映しているところが大半でした。一方、『藁にもすがる獣たち』は316館の拡大ロードショーとなっていますが、新宿バルト9など一部の大型劇場以外は1日1〜2回しか上映していません。とはいえこの規模で初週1億円に届かないのは、関係者も想定外でしょう」(映画ライター、以下同)
また話題作が多かったことも、苦戦している理由だと続ける。
「今年No.1ヒットとなっている『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の第5弾特典が配布中だったことに加え、『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の勢いもまだ続いている状況ですからね。公開時期に恵まれなかった感は否めません」
しかし実際に鑑賞した人たちからの評判は上々だ。SNSでは、
《邦画では今年1番面白かった!! マジで面白かった!全てが綺麗に繋がるの気持ちいい!!かなり良かった、人にオススメしたい作品だわ!!》
《映画館で観ないと絶対ダメなやつでした。モリナナの悪女っぷり痺れた》
《なんか興行的に苦戦してるって言われてたけどスゲー面白かった》
と、絶賛の声が相次いでいる。
「社会現象となった『国宝』も公開初週は平均的な興収でしたが、クチコミで広がり大ヒットしましたからね。クチコミが良いので巻き返しも可能だと思いますが、今は早めに見切りをつける劇場も多いので、来週の興収が鍵になるでしょう」(前出・映画ライター)
関係者は藁にもすがる想いで、良いクチコミが広がることを願っているかも?



















