パネリストの顔ぶれが他番組と変わらない背景

 他局との“掛け持ち組”も多い。

 リディラバ代表の安部敏樹氏は『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)、『The HEADLINE』編集長の石田健氏は『DayDay.』(日本テレビ系)、脳科学者の中野信子氏は『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)に出演している。

 教育事業家の岸谷蘭丸氏は『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)や『そこまで言って委員会NP』にゲスト出演し、直木賞作家の今村翔吾氏にも『Nスタ』(TBS系)などへの出演歴がある。関西の視聴者なら、『おはよう朝日です』(ABCテレビ)に出演するクリエイティブディレクターの山﨑晴太郎氏らも、見覚えがあるだろう。パネリストの顔ぶれが他番組と変わらない背景には、『ミヤネ屋』が宮根誠司の存在感で成り立っていた事情もありそうだ。

「宮根さんの降板については、番組側が慰留したものの、本人の決意が固かったと聞いています。『ミヤネ屋』はよくも悪くも宮根さんのワンマンショーで、その発言が悪目立ちすることもありました。

 そこで新番組ではMC一人に背負わせず、パネリストに話してもらうスタイルを選んだのでしょう。『そこまで言って委員会NP』で出演者から発言を引き出し、議論を動かしてきた黒木アナに白羽の矢が立ったのは、自然な流れだと思います」(テレビ局関係者、以下同)

 とはいえ、黒木アナが背負う重圧はかなりのもの。

「MCが聞き役に回る進行は、TBS系の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』の石井亮次さんにも近い。濃い口の『ミヤネ屋』の後枠が『ゴゴスマ』に似た色合いになったとき、視聴者にどう映るかでしょうね」

 見慣れた顔ぶれから、新しい番組の色を出せるか。