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ー “ゾンビたばこ”が流行語に?

 10月に入り、季節も秋めいてきたこの頃。年末の風物詩とも言えるイベントが話題に上がり始める中、未だ薬物騒動に揺れる“赤ヘル軍団”は悲痛な時代の流れにさらされていた――。

“ゾンビたばこ”が流行語に?

 現在、プロ野球界を大きく騒がせている、広島東洋カープの“ゾンビたばこ”問題。発端は今年1月、当時在籍していた羽月隆太郎元選手が指定薬物「エトミデート」を使用したとして、医薬品医療機器法違反の罪で逮捕されたことだった。

「1月に逮捕された羽月元選手は、2月に球団から契約解除の処分が下されました。5月には、広島地裁で拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡され、刑が確定。裁判やSNSのライブ配信などでは、複数のカープ選手が関与していることを仄めかしており、7月には矢野雅哉選手と前川誠太選手も家宅捜索を受ける事態になりました。

 矢野選手はエトミデートを譲り受けたとして、前川選手は所持したとして、ともに医薬品医療機器法違反の疑いで9月に書類送検。また、小園海斗選手と田村俊介選手も矢野選手とともに、羽月元選手にエトミデートを譲渡した男性と一緒に写った写真が一部で報じられたことで疑惑が浮上し、最終的に4選手も契約解除となりました」(スポーツ紙記者)

 将来有望な大きな戦力たちを失ったカープ。一方、年の瀬が近づきつつある現在、ある“賞”の行方にも注目が集まっている。

広島東洋カープの新井貴浩監督
広島東洋カープの新井貴浩監督

「毎年12月に発表され、大きな話題となるのが『新語・流行語大賞』です。カープといえば、2014年には同球団を熱烈に応援する女性ファンを指す『カープ女子』が、同賞の年間トップテンに選出されるほどの大ブームとなっていました。しかし、今年は“ゾンビたばこ”が選出されるのでは……とにわかに囁かれています。実際、騒動の際にはX(旧ツイッター)でワードがトレンド入りするほど、世間の関心を集めていましたから」(コピーライター)

 ネガティブなテーマの言葉であっても、過去には「物価高」「緊急銃猟/クマ被害」「裏金問題」「カスハラ(カスタマーハラスメント)」「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」など、社会問題を反映したものは選出されてきた前例もある。

「2016年から2018年に球団史上初となる3年連続でセ・リーグ優勝を達成したカープは、当時こそ大勢のカープ女子が試合会場に押し寄せていたものの、今年7月には本拠地・マツダスタジアムのライトスタンド一部をのぞく外野席がガラガラに空いている光景が話題になっていました。背景には、やはりゾンビたばこ騒動も大きく影響していると見られ、ファンが抗議の意味で来場を“ボイコット”している可能性もあるでしょう」(スポーツライター)

 隆盛時の勢いをまさかの形で失ってしまったカープ。今後の球団の舵取りに、その行末が懸かっている――。