「今年公開された邦画実写ベスト10のうち7作品は東宝配給作品。松竹が3作品で、大手の東映を含めほかの配給会社は1作品もなし。動画配信サイトが定着したことで、熱心なファンを抱える俳優の主演作や人気シリーズ、特典を配布して“推し活勢”が押し寄せるアニメ作品以外はなかなか厳しく、多くの劇場を持つ東宝以外の作品は初週の動員が少ないとすぐに打ち切られてしまいます」
綾瀬主演の東宝作品は10億円突破のヒット
ベスト10に入った松竹作品も、前作がヒットした『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(21.6億円)、固定ファンを多く抱える松村北斗主演で東野圭吾さん原作の『白鳥とコウモリ』(17.4億円)。本当の意味で健闘したと言えるのは現在10位にランクインしている本木雅弘主演の『黒牢城』(11億円)ぐらいだろう。
「今年公開された綾瀬さん主演の映画『人はなぜラブレターを書くのか』はヒットの目安である10億円を突破しています。しかし綾瀬さんクラスであっても作品のテーマや東宝以外の作品であれば惨敗してしまうぐらい、実写邦画作品を取り巻く環境は厳しいということです」
レビューサイト「映画.com」では5点満点中4.0点。ヤフー映画レビューでは4.1点と、実際に鑑賞した人からの満足度は高いだけに、クチコミでの巻き返しに期待したい。


















