中央区が答えた“銀座の美化”
これに付随し、ゴミの散乱も指摘されているというが、 “銀座の美化”という観点について、中央区役所に問い合わせると、
「ゴミのポイ捨ても増えているという意見は多数寄せられています。区としても昨年からそうした美化の課題において、地元事業が行う活動に対しての補助金制度を設け、実施しております」(中央区役所担当者、以下同)
主にゴミの清掃等を行っているのは、地域の団体とのことだ。
「ポイ捨てに関しては、食べ歩きがひとつの原因として挙げられます。本来であれば、販売したお店がきちんとゴミの処理まで行うというのが原則です。とはいえ、実現が難しいことは理解していますので、地域の団体に貢献していただいている状況です。
ただ、我々としてもすべてをお願いするわけではなく、区としてもパトロールを行っております。もちろん問い合わせがあれば対応もしています」
中央区の美化については、区のホームページにも掲載されており、そこには支援対象団体や、支援条件など詳しい情報が記されている。
ゴミ箱の設置等、今後の対策について聞いてみると、
「ゴミ箱の設置も地域の理解がないと難しいことで、それが“街のブランドとしてふさわしいのか”などの意見も出てくると思います。まずは“捨てさせない”という点の啓発をしっかり行っていくことが、最も大事だと考えています」
具体策としてゴミ箱やベンチの設置を求める声も上がるが、関係各所との調整やブランド維持の観点から実現は困難を極める。伝統と格式ある街並みをどう守り抜くのか――。“啓発”だけでは、すでに限界が近づいているのかもしれない。


















