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ー 印象が大きく変わる調査結果

 9月17日に発足した第2次高市内閣に早くも暗雲が漂う中、各調査機関が内閣支持率を調査。機関によって“異なる結果”となったことに、疑念の声があがっている。

印象が大きく変わる調査結果

 今回の内閣改造で農水相に抜擢された簗和生氏は、裏金事件での処分歴がある人物。裏金議員が閣僚に起用されるのは初めてのことだが、高市早苗首相が「私の大事な簗ちゃん」と呼ぶほど親しい間柄ということもあり、猛プッシュしたと言われている。ところが……。

「組閣後、簗氏が過去に選挙で対立した地元自治体の予算を“大幅カット”したと発言した音声が流出。当初は続投の意志を見せていた簗氏ですが、10月14日、ついに高市首相へ辞表を提出しました。後任には、武部新氏が就任しています」(政治ジャーナリスト)

 首相の任命責任が引き続き問われる中、各社が高市内閣の支持率を発表した。

 17、18日両日に全国電話世論調査をおこなった共同通信社によると、高市内閣の支持率は49.1%。2025年10月の内閣発足以来初めて50%を下回り、過去最低となった。また簗氏の辞任については「当然だ」との回答が81.5%、更迭のタイミングについても「遅すぎる」との回答が57%に。一方、「更迭する必要はなかった」と答えたのはわずか5.7%と、多くの国民が簗氏の問題に厳しい目を向けていることがわかる。

高市早苗首相が大きく写った自民党の新しいポスター(自民党広報の公式Xより)
高市早苗首相が大きく写った自民党の新しいポスター(自民党広報の公式Xより)

「しかし、読売新聞社が16~18日におこなった全国世論調査では、また異なる結果になりました。内閣支持率は57%と、9月の前回調査の59%からほぼ横ばい。調査がおこなわれたのは14日の梁氏の辞任直後です。梁氏関連の問題は、支持率に限定的な影響しか与えなかったという調査結果となりました」(前出・政治ジャーナリスト)

 さらに、9~12日に実施された時事通信社の世論調査では、内閣支持率は前月から1.7ポイント落とし42.4%と5か月連続で減少。発足後の最低値を更新している。

 49.1%に57%、そして42.4%……。調査機関によって受け取る側の印象が大きく変わる結果に、「誤差の範囲を超えているし、『最低』と『ほぼ横ばい』だけでも読む人に与える印象はまるで違う。客観性の高い数字を報じるだけでなぜこんなに差があるの?」「マスコミの発表する内閣支持率にどれほどの民意が反映されているのだろうか」「世論調査は質問内容でずいぶんと違ってくるからなあ」「だいたい電話調査って、このご時世に知らない番号からの着信にどれだけの人が出るのよ。ここで既に調査に協力する人の層が固定されてしまう」「調査方法を見直すべきです。今時詐欺を恐れて不審電話に出ないし、電話に出るようなトボケタ人の意見を集約しても意味ない」といった声が続出している。

 国民には、情報を精査する力が求められているのかもしれない。