2026年10月15日、中日ドラゴンズ監督就任に伴い、名古屋市内のホテルで金屏風を背に、会見に臨んだ工藤公康氏 写真/共同通信社
2026年10月15日、中日ドラゴンズ監督就任に伴い、名古屋市内のホテルで金屏風を背に、会見に臨んだ工藤公康氏 写真/共同通信社
【写真】これぞ“名古屋式”、監督就任のド派手会見に臨んだ工藤氏

名古屋出身も中日ファンではない

 就任会見を受け、ネット上では、《地元の球団を何とかしたいという気持ちがにじんでいて、胸を打たれました》《愛知で野球を始め、地元の球団が弱いことにモヤモヤしないわけがない》《地元の人間が黄金期を作り上げる。この日が来るのをずっと待ってました》といったコメントが飛び交っている。とはいえ、突然の地元愛発言にはこんな戸惑いも……。

「43年前に“外様”で監督を務めた山内氏は子供の頃から中日ファンで、高校卒業後には自ら入団テストを受けています。一方、工藤監督は巨人ファンの父親のもとで育ち、中日ファンではなかった。ドラフトでは中日から指名されず、西武に入団。その後、2度のFAでも中日入りは実現しませんでした。名古屋出身とはいえ、18歳から長く地元を離れていた工藤監督から『名古屋の人に恩返し』という言葉が出たのは、正直意外でしたね」(週刊誌記者)

 現役時代も指導者時代も中日とは縁がなかった工藤監督。自分を育ててくれた愛知に何らかの形で報いたい……そんな思いが「名古屋の人に恩返し」という言葉に込められていたのかもしれない。