パ球団を取材するスポーツライターが指摘するように、各チームでエース級がメジャーリーグ挑戦するたびに強みを増しているように見えるソフトバンク。
平良は2025年、対ソフトバンクでは1試合に登板して1敗で防御率3.00。伊藤は6試合で1勝4敗、防御率5.94と決して“天敵”とは言えない成績ではあるが、4連覇に向けて脅威が少なくなることは確かだろう。さらにーー、
ソフトバンク一強時代が加速へ
「有原と上沢がポス移籍後にそれぞれ2年、1年で日本球界に出戻りし、日ハムではなくソフトバンクを選んだインパクトは大きかったですね。“メジャー失格”の烙印を押されながらも大型契約で迎えてくれる球団は、選手にとっても魅力的な“再就職先”と言えます。その一方で“夢を叶えてこい”と背中を押してくれ古巣に、ライバルチームの主力として対峙するという構図になっています。
譲渡金を得た時点で”ビジネス”成立しているとはいえ、この循環はソフトバンク一強時代を加速させることになりかねません。そして、あくまでも球団の権利であるポスティングですが、選手会はより選手側の意思が反映されるよう、協定見直しを要求しています。
MLBの草刈り場となりつつあるNPBですが、その影響でリーグ内の格差がますます広がる恐れがある。そして“出戻り”選手への誹謗中傷を防ぐためにも、早急にポスティングルールの整備に取り掛かるべきでしょう」(前出・スポーツライター)
12月2日にMLBで実施見込みの「ロックアウト(労働争議による活動停止)」によって、ポスティング申請、交渉期間は1か月余りと通年よりも短くなると予想される。各球団の編成は10月22日のドラフト会議後に本格化すると見られるが、平良と伊藤の電撃移籍のニュースは今オフに聞かれるのだろうか。


















