『teppay』のリアルな使われ方
前出のITジャーナリストは、新たなアプリをダウンロードする手間がないのは強みであるものの、「利用者はそこまで増えないのでは」と推測する。
「現在、『teppay』の利用可能店舗は約170万店とのことですが、『PayPay』は1000万店以上もあります。『teppay』では支払い額の0.5%がポイントとして還元され、1ポイント1円相当で使用できる“ポイ活”の側面もあります。しかし、こちらも他社と比較しても、大きな差異はなく、『楽天ペイ』においては支払額の1%~最大1.5%の還元もあり得るのです。
現状は、Suica・PASMOアプリ内で使え、残高を交通費に回せるという点のみの優位性になるので、多くのシェアを獲得することは難しいかもしれません。ただ、『teppay』本来の目的はそこではないですし、“ほかアプリとの併用”という使われ方が現実的かもしれませんね」
担当者の高松氏はターゲット層について、「キャッシュレス市場におけるSuicaの強みは、若い世代が初めて手にするキャッシュレス手段になりやすい点です。(中略)若い方からそのご家族、ご友人へとteppayの輪が広がっていくことを期待しています」と語っていた。
『Travel』『Train』『Easy』『Partnership』の4単語の頭文字を取り、名づけられた『teppay』。利用者はどこまで伸びるだろうか――。


















