「ほどほどにお酒を飲むのはいいですけど、酒盛り気分でドンチャン騒ぎする人たちは最悪。風情が台無し! 意図的に“目立ちたい”って感じがするのも腹が立ちます。桜はお前を引き立てる小道具じゃない!!」(30代・女性)
「毎朝、代々木公園をジョギングしているのですが、この時期はゴミとカラスだらけで悲惨な光景です。誰もいない早朝の桜の公園を走るのが楽しかったのに、年々ひどくなるばかりです……」(50代・男性)
「とにかくトイレを増設してほしい! 長蛇の列ができるので、宴席を離れてから戻ってくるのに20~30分かかることも。せっかく盛り上がっていたのに、帰ってくるころにはまっ たく別の話題になっていて少し寂しい(苦笑)」(40代・女性)
特に女性にとっては、トイレの確保は重大な問題のようだ。
「確かにいろいろ言いたい気持ちもありますが、たった1~2週間だから。よっぽど度を超さない限りはうるさく言うのも野暮かなって思います」(50代・女性)
「あまり人がいないスポットに行けばいいんですよ。たくさん人が来る場所に行くからイライラも増えるんです。私は彼のために春っぽいお弁当を作って、近くの公園でのんびりするのが好きです」(30代・女性)
一方、最近増えつつあるのが桜を目当てに訪れる外国人観光客のみなさん。
「花見の習慣は日本独特のものだと思いマス。とてもビューティフルだし、日本人のセンスに驚きマス。でも、どうして花見の季節以外はピクニックをしないのか不思議ネ。こんなに四季が豊かなのにモッタイナイよ!」(30代・男性/アメリカ)
日本のマナーを守らない外国人にはこんな意見も。
「桜の枝を折ったり、仮設トイレのトイレットペーパーを持ち帰ったり、中国人観光客のマナーの悪さには閉口します。日本の文化を楽しんでくれるのはうれしいけど、だったら日本のマナーやルールに合わせろよ! って思います」(40代・女性)
“爆花見”とも呼ばれるほど急増中の中国からの観光客。いくら桜に魅せられたからって、枝を折ってはいけない。
「『生』の象徴である桜が人をウキウキさせるのは、何かわかるような気がします。そして、もうひとつの国花である菊はお葬式のときに飾られる。ふたつの国花によって人生を表す日本人の感性って素晴らしい。私は桜を見るたびに、日本人でよかったなぁと思うんです」(60代・女性)