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 4日連続25%を超えるなど好調な朝ドラ『あさが来た』。そこで読めばより楽しめる現場直送のおもしろエピソードを紹介。

・ディーンがもらった縁起物

 今回は収録が大阪で行われているということで、“地元の温かさを感じることはある?”と聞かれたキャストたち。

「キャストも大阪の方が多くて。いつも何かくれるんですよ。私は、あめとかいただきます」(波瑠)

 その言葉にうなずくのが玉木。

「こんぶとかもね(笑い)」

 するとディーンは、こう続ける。

「僕は火打ち石をもらいました。あの“カチンカチン”と火花が出る石」

・玉木が許せない新次郎の〇〇好き

 新次郎が縁側で、優雅に猫をなでているシーン。見ている人をほっこりさせてくれるけど、演じている当の本人はというと、大変な思いをして収録に臨んでいたようだ。

「実は僕、猫アレルギーなんですよ。猫は大嫌い! 見るのも触るのもイヤなんです(笑い)」

 意外な事実を告白。新次郎については、こう話す。

「彼の持っている柔らかさを出すのに最初は苦労したんです。演じるには難しい人物ですね」

・惣兵衛人気は朝ドラマジック “キモカワイイ”と人気に火がついた惣兵衛。

「人はここまで変われるんだということを描きたかったんです。でも、思ったより早い段階で彼の人気に火がついちゃいましたね(笑い)。もちろん柄本(佑)さんの巧みな演技力のおかげですが、日々放送がある朝ドラのマジックでもあります。毎日の放送の中でひたひたと、見ている人の心の中に入っていくんです」(佐野プロデューサー)

・ルーツは『篤姫』にあり!?

 ストーリーが進むにしたがって、“強い女性”になっていくはつ。彼女を演じる宮崎あおいに対しては、佐野プロデューサーはどんなお願いを?

「僕は大河ドラマ『篤姫』でも宮崎さんとご一緒させていただいたんですけど、もう注文なんてないですね。物語の世界をしっかりと把握されていますし。あさとはつが生きた時代をホームドラマとして描くには、“運命の姉妹の物語”として実業界で成功を収めたヒロインと、地に足がついた生き方を貫いたお姉ちゃんという両方があってだと思うんです。

 『篤姫』でも僕はわりと大胆に大河の中にホームドラマを持ち込んだと思っているんですけど、そこに出演されていた宮﨑さんと今回ご一緒させていただいているのは、どこかでつながっていて、ありがたいな、という思いですね」