「色気ってどうやって出すんですか?」

 4月13日、俳優・神木隆之介が主演映画『3月のライオン 後編』の特別試写会で高橋一生に真顔で質問した。

意識しないこと」と涼し気な笑みを浮かべて答えた高橋に、神木も大友啓史監督も、「すごい!」「達人の言葉だ」と唸るばかり。

 昨年は大ヒット映画『シン・ゴジラ』に出演し存在感を発揮、今年はNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBSの「カルテット」でもキーパーソンを演じた。

 共演した満島ひかりも「女心をよくわかっていらっしゃる」と高橋の色気に感嘆していた。3月に発売された雑誌「anan」ではヌードを披露し、その色気に卒倒する女性ファンが続出したという。

「先日も10月期のNHK朝ドラ『わろてんか』への出演が発表されましたが、今後も斎藤工が監督した映画『blank13』や長澤まさみと恋人役で共演した『嘘を愛する女』などが公開されます。3年先まで予約の取れない今、最も旬な俳優ですよ」(映画関係者)

『3月のライオン』で高橋が演じたのは神木演じる主人公・桐山零の担任の教師・林田。

「カップ麺が好きな先生という設定なので、リハから本番まで何度もカップ麺を食べて、替え玉も完食していました」(前出・同関係者)

 高橋といえば、もう十年以上前から、一日一食の生活を続けているという。

映画の撮影中は、しばらくカップ麺生活だったそうです。ストイックな方なので普段はほとんど外食はせず、自炊をしているそうです。

 蒸し器を使った料理が多く、ごはんも白米は食べずもち麦や玄米などが中心でレシピもかなり多いとか。大河ドラマの現場でも柴咲コウと栄養ドリンク談義で盛り上がっていたようですよ」(テレビ関係者)

 あのスレンダーでセクシーな肉体は一日にしてならず、長年の一日一食生活で作られていたようだ。

<取材・文/小窪誠子>