「いったんまたCMいって……AVの話……」「音楽もAVも一緒ですから。表現ですから。作品ですから」

 5月23日、パーソナリティーを務めるラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にてAV(アダルトビデオ)に対する熱い思いを語った星野源。昨年、大ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に出演以降、一躍人気タレントとなった。

俳優としても歌手としても評価されている星野さんですが、ラジオではそのさわやかなルックスに似合わない下ネタを連発しています。

 特に松岡ちなさんというセクシー女優の方が好きで、ラジオではAVの話題になると、彼女のことを話すことが多いですね」(ラジオ局関係者)

 冒頭の放送回でも、ゲスト出演した歌手で音楽プロデューサーのtofubeatsとともにAVについて熱弁。リスナーから「どんなAVが好きですか?」という質問に、ゲストが「最近は松岡ちなさんのものがいいかな」と、答えると大拍手。

「一緒です。引退されちゃったんですよねぇ」

「ホント、松岡ちなさんが(好きなセクシー女優ということで)一緒だったのがホントうれしいです!」

 と同好の士を見つけ、心底うれしそうな様子だった。

 テレビやライブなどほかの仕事に比べラジオではほどよく力が抜け、下ネタが多めになったり、毒舌になったりするタレントは多い。しかし、星野は歌という“本業”の場面でもその強い愛を語った。舞台は現在、開催中のアリーナツアー公演だった。

「5月27日に行われた神戸ワールド記念ホールでのコンサートでも、ラジオみたいにAVのことを話していましたよ(笑)。

 前から好きだ、好きだと言っていた松岡ちなさんについて“いい身体してるんですよ”“表情もいい”“演技もよくて、本物の女優さんなんです”と、熱く語っていました。年齢の低い子どものファンも多いですから、子どもたちに“今は耳をふさいでおいてください”って呼びかけて話してましたよ(笑)」(参加したファン)

 下ネタでファンが減るのかと思いきや、ネット上では、星野のファンが、《源ちゃんが言ってた松岡ちなのAV、検索して見ちゃった》《星野源効果でAVを見る女性が確実に増えたと思う》などと、嫌がるどころかむしろ前のめり。

 ライブやラジオで、松岡ちなへの思いを語る星野には残念だが、彼女は昨年でAV業界を引退。

 専属女優として松岡ちなの作品を多数リリースしている大手AVメーカーのソフト・オン・デマンドの担当プロデューサーは、松岡について、

「148センチの小さな身体と幼い顔つきなのにHカップというギャップが受けた女の子です。スタッフに対してもとても人懐っこく甘えん坊で、イベントを開催したときなどのファンへのサービス精神はとても旺盛でしたね」

 所属事務所の先輩であるサザンオールスターズの桑田佳祐や福山雅治も下ネタ好きで有名だが、星野はその後を着実に継いでいる。

細かい知識や愛情の深さから、すでに下ネタのレベルは桑田さんや福山さんを超えていると言っていいと思います」(アダルト雑誌編集者)