2月23日、フジテレビのバラエティー番組『ぽかぽか』に勝地涼がゲストで出演。トークコーナーで“元妻”前田敦子の話題になって─。
「勝地さんは前田さんから、“夫婦だったころの話をバラエティーで話していい”と言われ、彼女の器の大きさに感心したと語っていました。アイドルグループAKB48の不動のセンターを務めただけあって度量があります」(スポーツ紙記者)
そんな前田の環境は数年で目まぐるしく変化している。
「'18年に勝地さんと結婚して翌年に出産。'20年末に所属事務所を退所しフリーランスに。続く'21年4月に離婚しています。現在はシングルマザーと、個人事務所社長を両立させながら女優・タレント業も行っています」(同・スポーツ紙記者)
精力的に活動する前田だが、彼女が関わっている仕事に、疑問の声が上がっている。
「前田さんが広告塔を務めている『リスミィ』というアプリがあるんです。このアプリは占い師に恋愛相談などができるサービスなのですが、占い師側は、ほとんど審査なしで占い師として登録できるんです」(ユーザーのAさん)
「いいかげんに書いても稼げる」
『リスミィ』のカウンセラー(占い師)に新規で登録する場合、生年月日や志望動機、得意な占いなどを入力し、免許証などで本人確認をすれば手続きは完了。アプリ内で占い師として活動できるそうだ。
実際にアプリで報酬を得たAさんはこのように語る。
「占いの経験はないんですが、知人から“いいかげんに書いても稼げる”とすすめられて、適当に“タロット占いができます”と書いたらすんなり登録されましたよ。報酬はメッセージの文字数に応じて支払われ、私は1日半がっつりやって2万円ほど稼ぎました。数をこなすため、相談者とのやりとりや占い結果は自分で作った汎用性のきく文をコピペして使っていましたね。報酬自体はありがたいのですが、真剣に占ってほしい方には、申し訳ないことをしたなと思っています……」
ツッコミどころ満載のアプリだが、なぜ前田が広告塔を務めているのか。
「前田さんは'21年の7月から『中小企業からニッポンを元気にプロジェクト』という事業の公式アンバサダーに就任していて、このプロジェクトに参画した企業は、前田さんをはじめ公式アンバサダーの肖像画を広告に使える契約が結べるそうです。そういった経緯もあって『リスミィ』の広告に前田さんが登場したようですね」(広告代理店関係者)
当たるも八卦当たらぬも八卦とはいえ、素人でも占えて報酬を得られるというサービスに問題はないのか。プロジェクトの運営会社である『株式会社中小企業のチカラ』
に問い合わせてみると、
「占い師は、特定の資格や経験が必ず求められる職業とはなっておりません。リスミィの運営会社のホームページ内にも”実績がなくても未経験から”占い師として働ける旨を明記されていることと、『リスミィ』のサービスでは実績があり評価も高い上位ランクの占い師を希望するお客様が不利益を被ることのないようなシステムを構築していると判断しております。以上のことから、特段法律や公序良俗に反する点はないと現状判断しております」
との回答が。前田の個人事務所と『リスミィ』の運営会社にも同様に質問を送るも返答がなかった。
前田の仕事選びは吉と出るのか、それとも……。