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日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に、内閣総理大臣の石破茂氏がゲスト出演。アメリカとの関税交渉の課題について、元大阪市市長で弁護士の橋下徹氏と対談した。その議論の中で石破総理が発言した内容に国民が猛反発している。
価格高騰中のお米に言及する石破首相
番組冒頭、アメリカとの関税交渉についての手応えを聞かれた石破総理は、「議論がだんだんと噛み合ってきたねって感じ」と前向きな交渉が続いていることを明かした。さらに、トランプ氏との相性も「意外と良いですね」と良好関係を強調し、笑みを見せていた。
「議論が進む中で石破総理は、農産品への関税についても触れました。特に現在、日本国内で高値が続いているお米に関しては、『日本の生産量がすぐ増えないとするならば、輸入を増やすことも一つ』と一案としてはあると挙げながらも、『もっと日本の米の力があるはずなのであって、それを伸ばしていくことも必要』と自国の力を強くする方向性を重視していることを強調。
さらにそのお米を、『日本の美味しいお米、安全なお米を世界の人々に提供するってのは日本がやるべき国際社会に対する責任じゃないんですか』『日本の安全で美味しいお米をリーズナブルな価格で世界の人たちに食べてもらいましょうっていうので、これから伸び代のある農業の伸ばし方をどうするのかという議論をもっとしたい』と世界に視点を向けた意見を述べたのです」(政治ジャーナリスト)