目次
Page 1
ー ネット上は原口氏に同調

 立憲民主党の原口一博衆議院議員が1月15日のXで激しい怒りをあらわにしている。

ネット上は原口氏に同調

 原口氏のポストは《事務方より。20日までに立憲民主党に離党届を提出せよ。中道なんとかに入党届を出せ。納得のいかない場合は、無所属で。その場合も支援する》と経緯説明ののち、続けて《党員の資格は、両院議員総会の議決ひとつで勝手に剥奪することができるのか。そんな党に誰が入るか》と拒絶の姿勢を見せている。

 これは、次期の衆議院議員選挙へ向けて、同日に立憲民主党と公明党の間で合意された新党結成の動きを受けてのものだと語るのは政治ジャーナリストだ。

「15日時点の情報によれば、両党は解党せず、理念に賛同する衆議院議員が新党に参加する形が想定されています。公明は小選挙区に候補者を立てず、立憲候補の応援にまわる代わりに、公明候補は比例代表名簿で優遇される案が取りざたされています。新しい党名は“中道”を掲げたものとなると伝えられています」

 1週間に満たない短いスパンで離党届と入党届の提出を求める、原口氏の“内情暴露”にネット上では《原口さん正論、全く方針の違う党同士が一緒になるなんて前代未聞》といった呆れた声も少なくない。

 こうした声が寄せられる理由を前出の政治ジャーナリストが続ける。

「今回の、立憲と公明による新党結成は“取ってつけた”ような印象が拭えません。さらに立憲の野田佳彦代表は13日に公明党の斉藤鉄夫代表との会談を終えて《高市総理に一泡吹かせたいなっていう思いの強さは感じましたので強い連携を図ることができると思います》などとコメントしており、国民のためではなく政党間の駆け引きとしての新党結成がよくない印象を生んでいるのでしょう」

 このところ原口氏は、立憲民主党の中では“お騒がせ議員”としても知られた。

「原口さんは新型コロナなどの“反ワクチン”に関する主張で、製薬会社から名誉毀損で訴えられる事態を起こしています。また、14日には沖縄県の石垣島で行われた『尖閣諸島開拓の日』の式典に党の公務として出席していました。うがった見方をすれば、新党に対し強硬な反対派である原口さんを両院議員総会が開かれる東京にいさせなかったようにも見受けられます」

 政局が慌ただしく動くなか、野党第一党である立憲民主党内部でも混乱が生じ始めているようだ。