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フジテレビ外観
6月22日、『ぽかぽか』の制作統括をはじめ、『ネプリーグ』などフジテレビの人気番組に携わっていた同局社員・鈴木善貴容疑者が常習賭博の疑いで逮捕された。
オンカジ“億越え”の潤沢資金
約5年前からオンラインカジノを始めたという同容疑者。警視庁によると、今年3月からわずか1か月半で1億7000万円ほどを賭けていたとみられており、これまでの収支については「1000万円マイナスだった」と供述しているという。
だが、そもそも1億7000万円を賭けるほど潤沢な資金を、フジテレビの花形クリエイターとはいえ、一介の社員が用意できるのか疑問が生じる。これについてあるテレビ局関係者はこう語る。
「鈴木容疑者は44歳。約20年前の2003年にフジテレビに入社後、すぐれた“企画力”で成り上がっていきました。明石家さんまさんの覚えもめでたく、『さんまのお笑い向上委員会』『ホンマでっか!?TV』でも演出を担当。
エリートの彼なら20代後半で年収800万円台、30代前半で1200万円を超え、現在の年収はおそらく1500万円超。20年間で貯めた貯金やさらに投資なども活用すれば、1億7千万円という巨額な資金を調達することは十分可能だったと考えられます」
“オワコン”と言われて久しいテレビ。だがテレビマンは、いまだに庶民には想像つかないような高給取りであるようだ。
「昨今の中居正広さんの問題の影響でスポンサー離れは著しく、売上高も低下していますが、フジの持ち株会社フジ・メディア・ホールディングスが不動産事業や投資事業で巨額の利益を上げているため、社員の高給は変わらず維持されているのです」(前出・テレビ局関係者、以下同)