8月23日、人気シェフの鳥羽周作氏が運営するレストラングループ『sio(シオ)』の公式サイトが更新され、鳥羽シェフが手がけた長野県小谷村沓掛地区にある古民家レストラン『NAGANO(ナガノ)』が、9月の営業をもって閉業することが発表された。
不倫騒動後1か月で強行オープン
「同レストランは、信州の食材を生かして観光客をターゲットに2022年10月に『sio』と契約を結び、2023年7月に開業。村が地域創生を目的に1億2600万円をかけて古民家を飲食店に改修した大規模な企画でした。新型コロナの流行で内定していた業者が辞退するなど指定管理者選びが難航していた中、同社との契約に至ったといいます」(全国紙記者、以下同)
公式サイトでは、「NAGANO 営業終了のお知らせ」と題したお知らせがアップ。「長野県小谷村のレストランNAGANOは、3年間の指定期間管理者の契約期間満了に伴い、2025年9月をもちまして営業を終了いたします」と、満期で撤退を決めたことを明かした。
「レストランのメニューは3千円の鮭定食や、1万円から3万円ほどのコース料理などを用意していました。オープン当初は鳥羽シェフのファンが駆けつけていたものの、次第に客足は遠のき、今年8月に村に撤退を打診したようです」
3年で幕を閉じることになった同レストラン。そんな報道にネットには、冷めた声が寄せれていた。
《鳥羽の店に行きたいと思わない》
《値段や立地だけじゃないよ。最大の理由は鳥羽の店だから》
《鳥羽氏のイメージが悪くなっている中で、あの場所まで食べに行く価値があるかということだと思います》
《地域活性化を狙った村もさぞ無念でしょう 気の毒としか言いようがない》
閉店の一因となったのは、鳥羽シェフのスキャンダルが影響しているのではないかとの声が多く集まったのだ。
「鳥羽シェフと女優の広末涼子さんの不倫報道が明らかになったのは、2023年6月。鳥羽シェフは同日に長文のメッセージをSNSに投稿し、《報道された内容は、概ねその通りです》と事実であることを認めました」
その不倫が発覚した1ヶ月後に『NAGANO』のオープンを控えていた鳥羽シェフ。強行突破でオープンを迎えたものの、集客は厳しかったようだ。
「スキャンダル当時、謝罪文では《全部自分が悪い、全て受け入れて、ゼロから生きていくしかない》と言っていたものの、広末さんの元夫であるキャンドル・ジュン氏に対し《クソっすよあいつは》と週刊文春の取材で暴言を吐いていました。さらに、《今後家族に対して、できるかぎりの償いをしていきます》と家族への思いを語っていたにも関わらず、同年の11月には離婚が成立。二転三転する言動に世間からの信頼も上がることはなかったのでしょう。
ただでさえ、理由がなければ行かないほどの山奥にあるレストラン。監修した有名シェフのイメージが下がってしまったとなると、売上減少は避けて通れなかったかもしれませんね」
一部報道によると、村側は営業継続を望んでいるようだが、“監修シェフ”は継続しないほうがよさそうだ。