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ー 年収1000万円以上の申告が必要

 元セクシー女優の三上悠亜がアンバサダーを務めると明らかになったパパ活アプリ『mypappy』に批判の声が相次いでいる。アプリの公式サイトによると、同サービスは成功した男性と魅力ある女性をつなぐ”マッチングプラットフォーム”として紹介されている。

年収1000万円以上の申告が必要

「アプリの特徴は、男性ユーザーに対して“年収1000万円以上の申告”を求め、証明書の提出を推奨するなど、“ハイスペック層”を前面に打ち出しています。さらに『このお店に行ってみたい』『今週末に食事をしたい』といった要望を投稿できるデート募集機能や、専属コンシェルジュによる個別サポートも導入されています」(スポーツ紙記者)

 しかし、こうしたサポートが“パパ活”をより助長するとの懸念も強い。特に、元セクシー女優である三上が広告塔に起用されたことで、ネット上では批判が噴出した。

 X上では、

《懲りないどころか世の中をざわつかせる才能がすごい》
《P活って結局のところ援助交際よな?》
《法的にもうちょっと手前でライン引きしないと危うい感じする》

 こうした声が聞かれる背景をネット社会に詳しいジャーナリストが解説する。

「もともとパパ活系マッチングサービスは、婚活などを目的としたマッチングアプリとの線引きが曖昧です。そこに元セクシー女優が起用されることで、より性的なイメージを想起させやすくなり、結果的に“援助交際”の印象を強めてしまったのだと思います。YouTubeをはじめ発信力のあるインフルエンサーである三上さんの起用は、話題性を狙える一方、場合によってはマイナスの印象を与えてしまう可能性も考えられます」

 同アプリではリリース直後から総額200万円相当のプレゼント企画を実施しており、派手な宣伝戦略がかいま見える。

「近年はマッチングアプリが社会インフラ化していますが、パパ活系サービスは依然として法規制のグレーゾーンです。運営企業が“誠実な出会い”と打ち出していても、ユーザー間のやり取り次第では金銭授受やトラブルに発展するケースもあり得るでしょう。著名人を広告に起用する場合、その影響力の大きさを慎重に考える必要があると思います」(前出・ジャーナリスト)

 今後、アプリの運営や利用実態がどのように推移するのかが注視される。