11月7日の衆議院予算委員会で立憲民主党・岡田克也常任顧問の質問に対して、台湾有事で中国の軍艦による武力行使があった場合、集団的自衛権を行使可能な“存立危機事態”になり得ると答弁した高市早苗首相。10日には「最悪のケースを想定し、答弁した」と説明し、同党の大串博志氏への答弁で発言の撤回を拒否した。
進次郎氏、見事な答弁で“無双状態”に
大串氏は、「戦艦を使って武力の行使を伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になりうるケース」「これを撤回しない、取り消さないという政府の姿勢でいいのか」と追求。その矛先は、首相から小泉進次郎防衛相に移った。
「ここで見せた小泉氏の答弁が、“見事”と称賛を集めています。小泉氏はまず、岡田氏の主張に対して“今年ではなく、去年の総裁選の発言を引いて議論している”“テレビ番組の中で、個別具体的なケースを挙げて、これは存立危機事態になり得るかどうかというのを各候補者に見解を問うような番組の作り方をしていた。こうした中での議論の一部を引いて指摘を受けるというのは、妥当ではない”と反論。さらに、“首相が申し上げていることは、個別具体的なケースを挙げるのではなく、最終的に政府として、すべての情報を駆使しながら総合的な判断をする。それに尽きる”とキッパリ断言。毅然とした対応に、絶賛の声が寄せられています」(全国紙政治部記者)
また、大串氏の追及に対しては、「立憲民主党の皆さんが何を求めているのかは、私にはよく分からない」「“個別具体的な事例について、より詳細な基準などを設けて事態認定などをすべきではないか”と言っているのか、“軽々に言うべきではない”……いったい、どちらを求めているのか」と返答。
「現実を見れば、いざというときに備えて、わが方として、最終的にすべての総合的な情報を駆使した上ですべてを判断をすることに尽きるというのは、安全保障の現実を考えた場合に、私はそれが政府として当然のことではないかと思っています」と主張した。
この小泉氏の答弁に対して、世間からは「まだ40代だぜ?鍛えられて来た漢って凄いもんだな」「この答弁は後世語り継がれるレベル」「進次郎覚醒。今までのポエムはなんだったんだ」「立憲の揚げ足取りにちゃんと答える進次郎くん。リーダーがいいとここまで変わるものか」と、絶賛されている。
「小泉氏に関しては、独特な言い回しの“進次郎構文”やSNSでの“お食事投稿”、総裁選での“ステマ疑惑”や農水大臣時代のコメ問題への責任追及など、これまで国民からツッコミの声が寄せられることが多かった。しかし、防衛相就任後は、アメリカのヘグセス米国防長官に対して、米軍にゆかりもある地元の名産品をプレゼントした“スカジャン外交”ですぐさま脚光を浴びるなど、その手腕に期待が寄せられています。高市内閣発足後の彼は、まさに“無双状態”とも言われており、キレキレの答弁を見た国民からはその姿勢が称賛されています」(前出・社会部記者)
連日の国会で追及を受ける高市首相を見事に“防衛”した小泉氏。覚醒はまだまだ止まらない!?
















