では、『天まで』で共演した人たちは、彼女のことをどう思っていたのだろうか。

当時の面影が残る五郎役の須藤公一(左)。母親役の岡江は記者の質問に足を止めて、丁寧に答えてくれた(右)

 彼女から名前も挙がった、五郎役の須藤公一に事実を確認すると、所属事務所を通じて以下のような返答があった。

《何度も何度も、そんな事ないよ、そんな事誰も思ってないよ、そんな事誰も言ってないよと言っても待姉の気持ちを変えてあげること、待姉の誤解を解く事はできませんでした。

 6年ぐらい前に、待姉に携帯番号を解約?変更?され、それからは全く連絡がつかない状態でした。ずっと気にしていました。「今幸せです」との事なのでホッとしてます。嬉しく思います。いつかまた家族皆で会えたら、食事ができたらと思っています》

 また、実の母親のように慕っていた、岡江久美子にも自宅前で直撃取材した。

─若林志穂さんが、『天まで』で、イジメられたと告白しているのですが?

そんなこと、絶対ないですよ。私も綿引さんも子どものように可愛がっていたし。セリフは多かったし大変だったかもしれないけど。待子はなんでそう思っているんだろう?

 そこには、困惑の色がうかがえる。

─『天まで』を特集した『爆報』からオファーがなく、傷ついているようですが?

ガラスみたいに、すごく繊細な子だった。でも、お酒を飲めば楽しかったし、とってもいい芝居していたの。なので、精神的に心配だわ

─特に、五郎役の須藤さんから、いろいろ嫌がらせを受けていたみたいですが?

「五郎が今でも本当に私たちの要になって声をかけてくれるし、いい子なんです。ケンカはあったかもしれないけど、仲はよかったですよ」

 と、若林を心配する。

今まで誤解を解くような連絡をもらったことはありません。でも、いまでは普通のことが幸せだと思える。心が豊かになりました。家族愛、兄弟愛を学んだのは『天まで』ですから、感謝はしています

 最後に、そう語ってくれた若林。『天まで』の思い出がつらいもので終わってしまったら、ファンとしても悲しい。